五十嵐 富美(イガラシ フミ)
お仕事を成功させるために心がけていることは?
スウェーデン刺しゅうの楽しさが一目瞭然。帽子や服・バッグにして身に着けています。まるで歩くスウェーデン刺しゅうですね。
「それは刺繍?」「刺したの?」と声かけられる事も多いです。
誰でも、せっかく刺した刺繍みんなに見せたい!という気持ちがありますから、それを率先して・・・。(笑)
オンとオフの切り替え方法は?
刺繍する時間が大好きなので、切り替えが難しいですが小5の息子がいるので自然に切り替わります。
作品展などの製作期間は何か月か集中して制作するので、家族には協力してもらっています。時間さえあればいつでもどこでも刺すことができるので、旅先にも必ず持って行き、「旅する刺しゅう」と呼んで楽しんでいます。
今、プライベートではまっていることは?
ここ何か月か刺繍ばかりしていたのですが、作品展をして益々刺したい気持ちになっています。
家族が許してくれたら 1.2週間断食道場に泊まって、何も考えず刺し続けたいです。
あとは作品展でコラボしたボタン作家ちくちくちどりさんの糸ボタンを作ってみたいと思っています。
10年後はどんな風にお仕事をされていると思いますか?
スウェーデン刺しゅうを教えられる方が増えて、その方々と各地でワークショップしていると思います。
私が入院中に、間違いなくこの刺繍に元気をもらったので、長期入院の子供たちやご家族、もちろん大人の方にも定期的にこの刺繍を楽しんでいただける機会を作っていけたらと思っています。
どうすればできるのかまだわかりませんが。
色を選ぶ、迷うことはそれだけで前向きな時間になります。本当にみんな笑顔になっていくのです。
これからの夢は?
スウェーデンの手芸学校の1週間の夏季講座に参加したことがあるのですが、子供たちむけの講座もあって、とっても楽しそうだったので、いつか息子も連れて家族で参加してみたいです。夏は白夜で夜まで明るくて、手仕事は言葉がわからなくてもなんとかなるので、きっと楽しいと思います。
そして私はスウェーデンの子供たちに、「スウェーデン刺しゅう教室」したいですね。