CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

スウェーデン刺しゅうで手仕事の楽しさを 五十嵐富美(スウェーデン刺しゅう講師・作家) - 4

大人女子のおしごと事情

五十嵐 富美(イガラシ フミ)

スウェーデン刺繍作家 五十嵐富美

自由学園卒業後 自由学園生活工芸研究所・織物部に勤務。
ファイバーアーティストSHEILA HICKS氏のパリのアトリエで学んだのち、母校自由学園で染織を中心に20年間美術指導にあたる。
2009年よりスウェーデン刺しゅうの創始者である久家道子氏のアトリエに勤務。
プチポアンや、スウェーデン刺しゅうに取り組む。
現在はスウェーデン刺しゅうを中心にワークショップを開催。
「スウェーデン刺しゅうの図案帖」(グラフィック社)
お買い求めはこちらから⇨https://atelierkuge.thebase.in/
Instagram⇨@atelier.18
Blog⇨https://atelier18.exblog.jp/


お仕事を成功させるために心がけていることは?

スウェーデン刺しゅうの楽しさが一目瞭然。帽子や服・バッグにして身に着けています。まるで歩くスウェーデン刺しゅうですね。
「それは刺繍?」「刺したの?」と声かけられる事も多いです。
誰でも、せっかく刺した刺繍みんなに見せたい!という気持ちがありますから、それを率先して・・・。(笑)

スウェーデン刺繍のベルト
スウェーデン刺しゅうのベルトをさっと巻けばシンプルなワンピースも、また違った雰囲気に

オンとオフの切り替え方法は?

刺繍する時間が大好きなので、切り替えが難しいですが小5の息子がいるので自然に切り替わります。
作品展などの製作期間は何か月か集中して制作するので、家族には協力してもらっています。時間さえあればいつでもどこでも刺すことができるので、旅先にも必ず持って行き、「旅する刺しゅう」と呼んで楽しんでいます。

今、プライベートではまっていることは?

ここ何か月か刺繍ばかりしていたのですが、作品展をして益々刺したい気持ちになっています。
家族が許してくれたら 1.2週間断食道場に泊まって、何も考えず刺し続けたいです。
あとは作品展でコラボしたボタン作家ちくちくちどりさんの糸ボタンを作ってみたいと思っています。

ボタン作家のちくちくちどりさんとのコラボ作品
ボタン作家のちくちくちどりさんとのコラボ作品

10年後はどんな風にお仕事をされていると思いますか?

スウェーデン刺しゅうを教えられる方が増えて、その方々と各地でワークショップしていると思います。
私が入院中に、間違いなくこの刺繍に元気をもらったので、長期入院の子供たちやご家族、もちろん大人の方にも定期的にこの刺繍を楽しんでいただける機会を作っていけたらと思っています。
どうすればできるのかまだわかりませんが。

色を選ぶ、迷うことはそれだけで前向きな時間になります。本当にみんな笑顔になっていくのです。

これからの夢は?

スウェーデンの手芸学校の1週間の夏季講座に参加したことがあるのですが、子供たちむけの講座もあって、とっても楽しそうだったので、いつか息子も連れて家族で参加してみたいです。夏は白夜で夜まで明るくて、手仕事は言葉がわからなくてもなんとかなるので、きっと楽しいと思います。
そして私はスウェーデンの子供たちに、「スウェーデン刺しゅう教室」したいですね。 

スウェーデン刺繍
#旅する刺しゅう
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE