少し前、ジェリーがお腹を壊した。
特に変なものを食べたとか、食べさせ過ぎたとかなかったはずなのだけれど。
体調だって絶好調だった。お腹以外は。
お食事中の方もおいでかもしれないので仔細説明は省きますけれど、とにかくお腹の調子がどうにもよろしくない。
以前にも下したことがあるので、おそらくトムに比べてお腹が弱いのは間違いない。
同じものを食べて、同じ環境にいるのにトムはなんともないのだから。
長毛猫がお腹を下すと、とにかく大変なのがお尻周りの毛。
またしても仔細は省きますけれども、書くのもはばかられるような事態に陥るということをご想像、お察し頂ければと思う。
今回のお腹不調も大変だった……。
不調期間中、お風呂に入れること3回、床に付着したあれこれの掃除に追われる、トイレ後毎回お尻周りの拭き掃除。
仕事で家を空ける日は、それはもう気が気でなかった。
帰宅して惨事が起こっていたらどうしようかと、頭の中はそればかり。
唯一助かったのは服薬。おそらく世間一般の猫ちゃんなら、服薬に苦労することが多いはず。
食いしん坊のジェリーは、薬だってペロリ。
目の前に置くだけでなんのためらいもなくバクバク食べる。
お陰で朝晩の与薬はまったく苦労要らずだったけれど、母は複雑な思いでそれを見ていた。
まるで普段食べさせてないみたいじゃない……。
1週間くらいでお腹の調子は元に戻った。
下している間は、食事も制限していたから若干スリムになってしまったジェリー。
「こんなに大きいんだから、ちょっとくらい食べなくても平気だよ!」
病院の先生にそう言われたくらいだから少し痩せてもいいくらいだったのだろうけれど。
そこは親バカなので、痩せたら痩せたで心配になり。
食べさせ過ぎもよくないし、かといって足りなかったら痩せちゃうし。
人間もそうだけど、猫の体調管理も本当に難しい。
また今回のような事態になるかもしれないし、普段からジェリーのお尻周りの毛をカットしておいたほうがいいのだろうか。長毛猫飼いの方たちはどうしているのだろう。
もうすっかりよくなったけれど、いつまた同じ目に遭うかと母は軽くトラウマ。
To be contimew.