CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

保護猫兄弟とバズカット 年功序列、譲れないもの

トムとジェリーとバズカット

我が家イチの食いしん坊、それはジェリー。

ハウルがくる前は間違いなくそうだった。
体は小さいけれど、びっくりするほど食いしん坊なハウル。

マンチカンのハウルとキジトラ長毛種猫ジェリー
トレーにセットする前にガッツくハウル。
それを恨めし気に見つめるジェリー。

トムとジェリーだけのときは、ごはんの準備をしたら真っ先に食べ始めるのはジェリーだった。
トムが先に食べていても、当然のごとく押し退ける。

それが今はどうだろう。

準備の段階からかぶりつきでスタンバっているのはハウル。
なんならお皿にフードを入れている最中から食べ始める。

マンチカンのハウルとキジトラ長毛種猫ジェリー
ジェリーが食べているのに横からグイグイ行くハウル。
トムは絶対にやらない。

例えジェリーが来たって絶対に譲らない。
小さな体で何がなんでもどくものかと、ガツガツ食べている。

その気迫に押され、力なら絶対に負けるわけがないジェリーが、ハウルが終わるまで指をくわえて待っている姿の滑稽なこと。

何につけてもハウルに譲るようになったジェリーだけれど、ひとつだけ譲れないものがある。

黒猫トム
羽毛布団に埋もれるのが好きなトム。

それは夜寝るときの位置。

ハウルはスーパーママっ子で、いつだって母にベッタリしていたい。夜だってもちろん。

マンチカンのハウル
母が言えにいるときは、基本ベッタリ。
たいていお腹の上で寝る。

母の顔の横がベストポジションで、ゴロゴロ言いながら寝るのがお定まり。

かくいう母の顔の横は、ジェリーの定位置でもあった。大きな図体をして、彼もとっても甘えん坊。

マンチカンのハウル
ジュリーの隙をついて、布団の中に潜り込むことに成功。
腕枕でご満悦なハウル。

ハウルが来たから、その定位置も譲るのかと思いきや、どうもそうではないらしい。

就寝時、確かに横にいたのはハウルのはずなのに、朝になったらジェリーがどっかりと寝ているということが度々あった。

マンチカンのハウルとキジトラ長毛種猫ジェリーと黒猫トム
変形川の字。

近頃はハウルよりも先に母の横に陣取り、朝まで死守。
ハウルは掛け布団の隅っこにいたり、別の部屋で寝ていたり。

朝起きて「おはようジェリくん。」と声を掛けると、それはもう得意げな顔をするジェリー。

「ママの横はオレの場所だぜ。」

彼の中で、これだけは譲れないらしい。
なかなかに面白いこの攻防、最終的な軍配は果たしてどちらに?

マンチカンのハウルとキジトラ長毛種猫ジェリー
ご飯やら寝床やら、多少の攻防戦はあるけれど、基本仲良くやってます。

To be contimew.

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