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こんにちは。セラピストの堀井美岐です。金木犀の香りがどこからともなく香ってきて、秋らしさを一層感じるようになりました。
今月ご紹介する精油は「コリアンダー」です。
![コリアンダー](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2017/10/20171002-1.jpg)
コリアンダーは、セリ科の一年草で、中国では香菜(チャンツァイ)、タイではパクチーと呼ばれており、今ではとても人気で様々な食品にアレンジされていますね。
3500年以上前の医学書にも記録が残っている歴史的な薬草です。
薬用以外にも、料理の防腐剤や媚薬として用いられていました。
古代エジプトでは「幸福をもたらすスパイス」と言われており、寺院やお墓にも使用されていたのです。
![コリアンダー](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2017/10/AdobeStock_303222932.jpg)
コリアンダーの抽出部分は種子ですので、葉っぱであるパクチーの香りとは異なります。
スパイス系でも最もクセガなく、ウッディさとビターな柑橘系のような甘さやあたたかい印象を与える香りです。
各効能をご紹介します。
心への効能
スパイシーな香りに刺激性があり、精神的な疲労や気持ちの落ち込みがある時にリフレッシュさせて、やる気や活力を与えてくれます。
記憶力や集中力が低下している時にも役立ちます。
スパイス系は刺激作用寄りのものが多いですが、コリアンダーの主成分はリナロール。そのため鎮静作用も持ち合わせています。
ストレスなどによってイライラしたり、精神が高ぶって寝付けない時にも効果が期待できます。
身体への効能
胃腸の流れを整える作用があります。お腹に溜まったガスを排出し、消化器系の様々な不調に働き、消化不良や食欲不振を改善します。
疲労回復効果もありますので、夏バテの時にも向いています。
刺激作用・強壮作用・浄血作用などにより、血行を促進して体を温める働きや、体内の老廃物の排出を促進するデトックス効果も期待できます。
リンパ系の流れも促進し、鎮痛作用と併せて血行不良が原因の肩こりや筋肉痛、神経痛などの症状も緩和します。
肌への効能
皮膚刺激が強いためあまり用いられることはありません。
蕁麻疹や湿疹、火傷の回復、脂性肌の回復に効果的と言われています。
抗菌・抗真菌作用もありますので、デオドラント効果もあります。
希釈して、デオドラントスプレーを作るのに良いでしょう。
香りの相性ブレンド
柑橘系やスパイス系と相性が良いです。
- ハーブ系…ペパーミント、クラリセージ
- 柑橘系…レモン、ベルガモット
- フローラル系…ラベンダー
- スパイス系…カルダモン、ナツメグ、クローブ
- オリエンタル系…サンダルウッド、ジャスミン
- ウッディ系…サイプレス、ティーツリー、プチグレン
- 集中力アップに⇒ローズマリー、レモン
- お腹の不調に⇒カルダモン、プチグレン、ナツメグ
- 冷えの緩和に⇒クローブ、タラゴン、プラックペッパー
- デオドラントに⇒シトロネラ、ジュニパーベリー
※注意事項
大量に使用した場合は知覚麻痺など引き起こす危険性や、皮膚刺激を起こすことがありますので低濃度で利用してください。
また、禁忌ではありませんが刺激が強い精油ですので、妊娠中・幼児の使用は控えておくのが良いでしょう。
![満月と人](https://cherishweb.me/wp-content/uploads/2017/10/20171002-2.jpg)
コリアンダーは、チャクラで言うと第2、3、5に対応します。
下腹部や太陽神経叢、喉のあたりですね。
キーワードは「安定」「夢の実現」
2017年もあと3ヶ月となりました。
年頭に掲げた目標や夢、またこれからやりたい事などコリアンダーの精油をサポートに、ぜひ実現させていきましょう!!