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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

新米を美味しく!「梅しそ炊き込みご飯」で残暑を乗り切る

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

あっと言う間に9月に入ってしまいました。
いつまで続くこの暑さと湿度ですが、それでも涼しい日はやってきます。
水分補給・体力温存・休息 』がなにより!
そして、健康は毎日の食事から…この残暑を乗り切りましょう!!
今月も、ちょっとの手間と工夫をお伝えします。

今月のお題:新米を美味しくいただく

新米

「ご飯さえあれば…」と言う言葉があります。
ご飯には体を動かす燃料となる炭水化物・熱を生む筋肉を作るたんぱく質・燃焼を助けるビタミンやミネラルが含まれていますから、食べると体温が上がって基礎代謝がアップします。
また、腸内の余計なものを排出する効果も大。

こんなに暑さが続くと、つるつると冷たいものを食べたくなりますけれど、しっかりご飯(お米)を食べて、胃腸を整えて元気をつけましょう。

お米不足が騒がれていますが、新米も出始めてきましたから、お米が大きく実るようにと願うのみです。
さあ、今月は新米で美味しいお食事を…かんたんで美味しい炊き込みご飯を作ってみましょう。

梅しそ炊き込みご飯

梅しそ炊き込みご飯

梅干しと青じその最強タッグで作る炊き込みご飯。
梅酢を使うことでスッキリとしたお味になります。
梅酢は梅干しを漬ける時に、梅から上がってくる液体で、スーパーや、食材店などでも売っています(使用する梅酢の種類によってはご飯もほんのり赤い色になることがあります)。
梅しそ炊き込みご飯を、海苔でくるっと巻いて食べても美味しいです。

材料(作りやすい分量)

梅干しと青じそ
  • 米…2合
  • 梅酢…大さじ2
  • みりん…大さじ1
  • 梅干し…2~3粒
  • 青しそ…適宜

作り方

  1. お米を洗って炊飯器に入れ、梅酢、みりんを入れてから通常通りの目盛りまで水を入れ、ひと混ぜする
  2. 梅干しをそのままのせて炊く
  3. ご飯が炊けたらご飯をさっくりと混ぜ、梅干しから種を取り出す
  4. 器に盛ったら千切りした青しそをちらす
梅しそ炊き込みご飯
料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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