今年最後のコラムでは、2022年映画・ドラマのマイ・ベスト3を紹介したいと思います。
今回のベスト3作品は、掲載タイミングが合わず、紹介していない作品ばかりになってしまったのですが……衝撃を受けた順に発表します!
■2021年映画マイ・ベスト3はこちら!
■2020年映画マイ・ベスト3はこちら!
第1位『THE FIRST SLAM DUNK』
名作バスケットボール漫画を、原作者の井上雄彦先生が監督・脚本を手がけ、新たにアニメーション映画化。原作大好きで全巻所持、テレビアニメ版は全話鑑賞まあまあ好き、中学生の頃から流川楓推し、本作の前情報一切なしで鑑賞したスラダンファンの私は、鉛筆のタッチで湘北メンバーが歩き出すオープニングから、伝説の試合のラストまで痺れっぱなし。こんなにも最初から最後までずっと興奮した状態で観た映画はありません! 井上先生の漫画のまま躍動的にキャラクターが動き、知っているシーンで2回、知らないシーンで1回泣きました。商業アニメとは一線を画す本作に、スラダンファンでない方も心を揺さぶられるはずです!
第2位『トップガン マーヴェリック』
トム・クルーズを一躍スターダムへと押し上げた伝説のスカイアクション映画『トップガン』の36年ぶりとなる続編。究極のリアルを求め高解像度カメラで撮影したの迫力満点の飛行シーンが魅力の本作は、映画館の大型スクリーンで観るべき作品。コロナ禍で多くの作品が配信サービスに切り替えるも、劇場上映にこだわり公開を2年間延期した結果、映画館から足が遠のいていた年配層の映画ファンが戻り、前作を知らない若者をも魅了し、2022年洋画興行収入1位を記録。アクションの他にも、恋愛、友情、感動と王道よろしくの展開に大満足!
第3位『ストレンジャー・ シングス 未知の世界』シーズン4
https://www.netflix.com/title/80057281
2016年の配信開始以来、世界的な社会現象を巻き起こしているNetflixドラマシリーズ。1980年代のアメリカの小さな田舎町を舞台に、子どもたちが体験する恐怖を描くSFホラー。今年5月のシーズン4配信直前にシーズン1〜3を一気見。「80年代のポップカルチャー満載」と聞いていましたが、『E.T』(1982)、『グーニーズ』(1985)、『スタンド・バイ・ミー』(1986)など、想像以上に80年代の名作映画への愛にあふれたドラマで、斬新さとノスタルジアを兼ね備えた本作にどハマりしました。シーズン4の最終話は2時間超えで、映画のような見応えで、物語の伏線を見事に回収。完結編となるシーズン5(2024年配信予定)が待ち遠しいです。
最後に2023年公開予定の期待作をご紹介。
まずは大好きなジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚を、ティモシー・シャラメ主演で描く『ウォンカ(原題)』(2023年3月17日全米公開予定)。ティモシー繋がりだと、『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編となる『デューン:パート2(原題)』(2023年11月3日全米公開予定)も!
そして、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が1920年代のハリウッド業界を描く『バビロン』(2023年2月10日公開予定)、あの音楽を聴いただけでワクワクするハリソン・フォード主演のアドベンチャー映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年6月30日日米同時公開予定)、トム・クルーズ主演スパイアクションシリーズの第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023年7月21日公開予定)など、来年も期待大な作品が続々と公開されます。
また引き続き実写化も多数。なかでも首を長くして待っているのが『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のグレタ・ガーウィグが監督を務めるバービー人形の実写映画『バービー(原題)』(2023年7月21日全米公開予定)。バービー役=マーゴット・ロビー、ケン役=ライアン・ゴズリングというキャスティングも楽しみ過ぎます。
また、車田正美の漫画『聖闘士星矢』を、新田真剣佑主演でハリウッドで実写化する『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』(2023年公開予定)や、映画『キングダム3(仮)』(2023年夏公開予定)では人気キャラクターの李牧役を誰が演じるのか気になるところです!
来年も素晴らしい映画やドラマとの出会いがありますように。