飛行機に乗った瞬間からフランス。
フライト時間もフランスに旅している気分が味わえる唯一の航空会社・エールフランス航空。
エコノミークラスでも提供されるシャンパーニュ、機内食でいただけるフランス料理、オンデマンドのフランス映画ー長いフライトも、エールフランスに乗っている時は、フランス好きには堪らない、至高の時間なのです。
そんなエールフランス航空、2022年は日本就航70周年記念の年。
11月29日に70周年を記念した記者会見が開催されました。
1952年11月24日19時にパリ空港 (現在のオルリー空港)を出発し、途中ベイルート、カラチ、サイゴンの3都市を経由し、38時間30分の飛行時間、約50時間のフライト時間(!)ののちに11月26 日 20:10 羽田空港に到着したエールフランス航空の日本就航第一便。
日本とフランスを結ぶ『Trait d’Union – 橋渡し』と名付けられました。
それから70年、今日に至るまでエールフランスはその初便の意志を継ぎ、日本からパリ、そしてパリ以遠のワールドワイドなネットワークを提供し続けています。
コロナ禍においても、医療・生活・国際輸送ネットワークの維持に努め、日本からの定期運航を継続してきました。
記者会見には、エールフランス取締役執行役員副社長・アンリ・ドゥ・ペイルロング氏、日本・韓国・ニューカレドニア支社長・ボリス・ダルソー氏が登壇。
2022年9月からは羽田-パリ間の定期便運航を本格的に再開し、2022 年冬期スケジュール(10月30日から2023年3月25日まで)から徐々に運航数を増やしています。
現在成田および関西国際空港は週3便、羽田からは週5便、計毎週11便を日本から運航しています。
夏に向けてさらなる増便も計画しているのだとか。コロナ禍以前の運行に戻りつつあり、うれしい限りです。
世界の気温上昇を+2°C以下に抑えることを目指すパリ協定の目標に貢献するため、CO2 排出削減戦略を 掲げた行動指針「Air France ACT」のもと、地球環境に対する取組みの加速も。
環境負荷の軽減効果に優れたエアバス社の最新機材A350を導入、持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)プログラムなど、これからの地球の未来を考えた取り組みも発表されました。
70年の歴史を7分にまとめたビデオ「エールフランス 日本就航70年の歩み」もぜひ見てください♪
さて、早いもので今年もあと数日でおしまい。
私は3年ぶりに年越しカウントダウンをフランスで過ごします。
残念ながら日本往復の飛行機はエールフランスではないのですが…フランス国内、パリ=ニース間で、3年ぶりにエールフランスを利用します。
数ヶ月前に航空券を購入しましたが、あまりにも久しぶりの旅なので、もう何が何だかよくわからないテンションになっています。
今年は手術もあり長らく連載をお休みしてしまいましたが、来年は新しいフランス旅情報もまたお届けできるのを、自分でも楽しみにしております!
それではみなさま、お身体ご自愛いただき、良いお年をお迎えください。
Je vous souhaite une bonne fin d’année!