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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会の開催都市

おフランスかぶれのうたかたの日々

あっという間に今年も終わってしまいます。
来年の事を言えば鬼が笑う、とは言いますが、今回はさらに先の2023年の話題です。

エッフェル塔

2023年フランス大会の開催都市

2019年のラグビーワールドカップ日本大会は大いに盛り上がりましたね!
(もう遥か昔のことのようにも思えますが…)
次回2023年のラグビーワールドカップは、フランスが開催国です。
実はラグビーワールドカップの歴史はまだ浅く、1987年以降4年に1度開催されるようになってから、次のフランス大会で10回目なんです。
そして2023年は、1823年にラグビーが誕生してから200周年と言う記念すべき年でもあるのです!

来週2020年12月14日には、世界中が注目するプール組み分け抽選会がパリのブロンニャール宮で開かれます。
それに先立ち、2023年大会の開催都市となるフランス9都市の情報をお届けします!

リール「スタッド・ピエール・モーロワ」

リールの街
©Mel-Vincent

本大会で最北端に位置するのはベルギーとの国境を接する街・リール。
歴史的にはフランドル、フランス、ブルゴーニュ公国の支配を経たリールは、様々な建築様式が見られます。
パリ北駅からTGV(新幹線)で約1時間。
サッカーも盛んな街で、50,095席あるスタジアム「スタッド・ピエール・モーロワ」はリーグ戦がある夜は熱気に包まれます。

私が個人的にリールで好きなものは、「メール」(MEERT)のゴーフル♡
こちらのゴーフルはパリでも購入できます。
過去記事でご紹介していますのでぜひご覧ください。

この形のゴーフル、最近日本でもよく見かけるようになりましたが、やっぱりここのお店のが一番美味しいと思います!

サンドニ「スタッド・ド・フランス」

スタッド・ド・フランス

シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へと向かう途中で、ロワシーバスの車窓から見えるのがスタッド・ド・フランス。
8万席もある超巨大スタジアムに響き渡る歓声には、全身が震えるほどに感動するはず!

ナント「スタッド・ド・ラ・ボジョワール」

ナント「スタッド・ド・ラ・ボジョワール」
© Philippe Piron

フランス北西部の都市、ナント。
ナントの駅の目の前にあるブルターニュ大公城からジュール・ヴェルヌの世界観溢れる遊園地「レ・マシーヌ・ド・リル」にいたるまで、おとぎ話のなかに迷い込んだかのような街。
そして映画監督ジャック・ドゥミの出身地。ロケ地巡りも楽しいです。

ナントについてご紹介している過去記事も合わせてご覧ください。

スタジアムは市街地からは離れた場所にありますが、スタジアムの目の前にはトラム(路面電車)の駅もあるので安心です。

リヨン「スタッド・デ・リュミエール」

リヨン「スタッド・デ・リュミエール」
© S.Delyons

フランス第2の都市・リヨン。「美食の町」としても名高い街です。
偉大なシェフ・ポール・ボキューズもリヨン出身で、街で一番賑わう市場は「ポール・ボキューズ市場」と名づけられ、町中いたるところに彼の肖像画があります。
2018年1月、ポール・ボキューズのお葬式には、世界中のシェフたちが訪れました。

ルネッサンス建築が立ち並ぶ街並みも美しく、また「シュヴァルの理想宮」(ドローヌ)やパワースポットのル・ピュイ=アン=ヴレなど、数日かけて近郊の街も楽しみたい街です。

サン・テティエンヌ「スタッド・ジョフロワ・ギシャール」

サン・テティエンヌ「スタッド・ジョフロワ・ギシャール」
Saint-Etienne Tourisme & Congrès / Arnaud Frich © F.L.C / ADAGP Conception, Le Corbusier architecte, José Oubrerie assistant (1960-65). Réalisation, José Oubrerie architecte (1970-2006).

フランス中南東部、リヨンにも近い位置にある都市 サン・テティエンヌ。
サン・テティエンヌにあるコルビュジエ建築、サン・ピエール教会を訪問したら、ヨーロッパ最大級のコルビュジエ建築群の街・フィルミニにも足を運んで建築巡りを満喫。

ボルドー「スタッド・アトランティック」

ボルドー「スタッド・アトランティック」
©Teddy Verneuil – @lezbroz

ボルドーといえばワイン!ですが「月の港」と呼ばれるガロンヌ川沿いの美しい街並みもじっくり堪能。
「スタッド・アトランティック」は建築ファンからの評価が高いスタジアムです。

ボルドーについては過去記事でも紹介していますのでご覧ください。

ニース「スタッド・リヴィエラ」

ニース「スタッド・リヴィエラ」
OTM NCA / J.KELAGOPIAN

南フランスのニース。
年中眩しい太陽の光にカラフルな街並みが映え、イタリアの雰囲気も混じった陽気な雰囲気。

去年の年末に旅したときの記事もご覧ください。

マルセイユ「スタッド・ヴェロドローム」

マルセイユ「スタッド・ヴェロドローム」
OMTCM

港町マルセイユ。ブイヤベースなどお魚を使ったお料理が美味しいです!
フランスで一番治安が悪い事で有名ですが、私のフランス語の先生曰く「そうでもないよ」とのことでした(笑)。
2014年にリニューアルしたスタジアム「スタッド・ヴェロドローム」はじめ、建築ファンが思わず唸る美建築の数々も楽しめる街へと変貌を遂げているようです。

トゥールーズ「スタジアム・ミュニシパル」

トゥールーズ「スタジアム・ミュニシパル」
© Arnaud Späni

去年、「ラグビーが盛んなデスティネーション」としてもご紹介したトゥールーズ。

トゥールーズに本拠地を置く「スタッド・トゥールーザン」は、ラグビー界ではカリスマ的チーム。
世界中のトップクラスの選手たちが、このチームに入ることを夢見ているほどのハイレベルな強豪クラブなのです。


私は去年の2019年日本大会で、実際に試合観戦してラグビーにどハマりした一人です。
ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏観光局の方々と一緒に、「la troisième mi-temps」まで楽しみました!
「la troisième mi-temps」と言うのは直訳すると「3回目のハーフタイム」と言う意味なのですが、ラグビーの試合観戦後にみんなで余韻を味わう(=祝杯を楽しむ)時間のことです。

コロナ禍においては全てが夢のような出来事ですね…。

前回のラグビーフランス大会(第6回・2007年)の期間に旅行していたのですが、エッフェル塔の真ん中に巨大なラグビーボールのオブジェが設置されていました。
(この記事の一番上の写真です)

当時の私は全くラグビーに興味がなく(今思えばすごく勿体ない!!)、恐らく日本でもほとんどニュースにもなっていなかったのですが、フランスでは国中でお祭り騒ぎのように盛り上がっていた記憶があります。

次の大会ではどんな盛り上がりを見せるのでしょうか!
今から首を長〜くして待ちましょう♡

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