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私のごきげんな毎日

体の芯から温まる!白菜とじゃがいもの鍋仕立て

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

色々なことが世界中で起きた2020年も残り1ヶ月を切りました。みなさんにとって2020年はどんな1年でしたか?

今月のお題:脱マンネリ!冬野菜を美味しく食べ方

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寒くなり生野菜を食べるのが辛い時期になってきました。白菜や大根などのを使ったお料理はマンネリ化してしまっています。冬野菜を美味しく食べる方法を教えてください。
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足立さん
野菜の世界にも春夏秋冬があります。

ちょっと苦み走った春野菜、熱い体温、むくみを調節してくれる夏野菜、豊かな大地を感じさせる秋野菜と季節は巡ってきました。
一年の終わりの冬野菜は霜に当たる直前、甘みが増して本当に美味しいです。

夏野菜が体温の調節をしてくれたように、冬野菜は体を温めるのに丁度良い、たっぷりとした白い野菜・そして濃い緑の葉物も冬野菜になります。

冬場の野菜不足を解消してくれるかのように、白い野菜は重たい野菜です。
大振りに切ってゆっくり煮たり、温かい調理法が似合うのも自然界の不思議だと思いませんか?

銀世界になる北海道は野菜がなさそうな時期ですが、実は一番どっしりとした使いごたえのある冬野菜です。

今月はそんな冬野菜を美味しく食べる方法をお伝えします。

白菜とじゃがいもの鍋仕立て

今日は重たくて使い心地の良い白い野菜の白菜と、冬越えをするじゃが芋をたっぷり使ったお鍋仕立てのお料理をご紹介します。
体の芯からぽかぽかと温まるので寒い日には特におすすめです。また、味が染み込んだジャガイモは格別ですよ。

白菜とじゃがいもの鍋仕立て

材料と分量(2人分)

  • 白菜…200~300g
  • じゃがいも…2個
  • 長ねぎ…1/2本
  • 鶏もも肉…200ℊ
  • 干ししいたけ…2枚
  • 緑豆春雨…50ℊ
    ※煮込んでも溶けないものを選んでください
  • 水…3カップ
  • 鶏がらスープの素…大さじ1
  • だしパック…あれば1パック
    ※なければ入れなくても大丈夫です
  • 塩・こしょう…適宜
  • お酒…1/4カップ
白白菜とじゃがいもの鍋仕立て

作り方

  1. 材料を切る
    白菜は食べやすい幅のざく切り
    長ねぎは太めの斜め切り
    じゃが芋は皮をむいて3~4等分に切る
    鶏肉は4等分に切る
    干ししいたけは水で戻して4等分に切る
    緑豆春雨は湯で戻して5㎝くらいの長さに切る
  2. 鍋に水・だしパック・鶏がらスープの素を入れた中に、白菜・じゃが芋を入れて強中火にかける
  3. 沸騰したら、鶏肉・しいたけ・酒を入れてじゃがいもに火が入るまで弱火で煮込む
  4. じゃが芋が柔らかくなったら春雨、長ねぎを入れて塩・こしょうで味を調え、味がなじんだらできあがり

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料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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