CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

お箸が止まらない!ヘタも種も食べれる「ピーマンのくたくた煮」

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

11月も中旬です。
後、1ヶ月半で新年!!この一年は駆け足のようでしたけれど、ここに来て少しゆっくりと過ごせそうです?
『体力温存・休息 ・食事』
暑さが長かった分、体力が消耗していますから、くれぐれもお体を大切になさってください。

今月のお題:ピーマンを美味しく食べたい!

濃い緑のピーマンはビタミンCをたっぷり含む野菜です。

ピーマン

ビタミンCは紫外線からのダメージを少なくし、シミやそばかすをふせいだり、体内でコラーゲンの生成を助けたり、シワやたるみを防ぐなど美肌効果の高い栄養素です。
夏にできてしまった日焼けの後遺症のお手入れにもよさそうですね。

また、ピーマンは活性酸素を消去する抗酸化作用があります。
粘膜を強くして健康を保つ効果がありますから、これからの風邪予防への効果は大です。
少々、好き嫌いはあっても我慢して食べても効果の方が多いですね。

ピーマンのくたくた煮

ピーマンのくたくた煮

後半の今日はちょっと面白い一品です。
ピーマンをギュッと手で潰して作る「ピーマンのくたくた煮」です。
前回の「ピーマン・ちくわ・豚肉のオイスターソース炒め」同様、ごはんのお供にぴったりなので、ぜひピーマン嫌いな方ほど作ってみてください!

材料と分量(作りやすい分量)

ピーマンのくたくた煮の材料
  • ピーマン…10個 
  • 麺つゆ…希釈の倍数通り
  • 水…2カップ
  • ごま油…小さじ2
  • かつお節…適宜

作り方

ピーマンのくたくた煮作り方
  1. 柔らかいピーマンを、そのままヘタも種も入れたままギューッと握りつぶす
  2. 鍋に2カップの水を入れ、かけ汁より少し濃い目にした麺つゆを作り、ごま油も入れる
  3. 煮立ってきたらピーマンを入れて落し蓋をして10分ほど煮る
  4. そのままでも、又冷やしても美味しくかつお節をふりかけていただく
ピーマンのくたくた煮

美味しく作るポイントは、形が悪くてもできるだけ柔らかいピーマンを使うことです!
ぜひ、お試しください。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE