ラグビーワールドカップ、盛り上がっていますね!!
来日されていたヌーヴェル=アキテーヌ地域圏観光局のみなさまにご一緒させていただいて、生まれて初めてのラグビー観戦をしました。
フランスvsアルゼンチン戦で、みんなで赤いベレー帽&赤いスカーフ&赤いバッグを掲げて応援。テレビ放送でも一瞬映りました!
ラグビーのルールどころか、フランス好きなくせに、フランスがラグビー強豪国だということすらわかっていなかった私(汗)。
それでも観戦後はすっかりラグビーの虜に。
にわか中のにわかファンですが、今趣味のひとつとして挙げてもいいくらいハマっています(単純なんです…)。
今回のワールドカップでは、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏観光局、そしてオクシタニー地域圏観光局の方々が来日されていました。
フランス南西部で隣り合う二つの地域圏は、フランスの中でももっともラグビーが盛んな地域なのです。
次回2023年のラグビーワールドカップの開催地はフランス!
すでに開催に向けた準備が着々と行われているこちらの二つの地域圏の見どころをお伝えしたいと思います。
ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
ヌーヴェル=アキテーヌの首府 ボルドー
私はなぜか、よく
「パリ以外だったらどの街に住みたい?」
と聞かれるのですが、ここボルドーは住みたい街の1つでもあります。
- パリからTGVで(最速)2時間で行ける
- ちょうどいい規模の都会
- なのに物価が安い
- トラムがある
というのが主な理由です。
パリからわずか2時間で行けてしまうので今までは日帰りのパターンばかりでしたが、時間をかけて周りの小さな街も含めてゆっくり滞在したい!
ガロンヌ川に沿って三日月をしているため「月の港」と呼ばれるボルドーは、ヌーヴェル・アキテーヌ地方の首府。
2007年にボルドー市全体で世界遺産に登録されました。
2016年にオープンしたワイン博物館 「Cité du Vin」(シテ・デュ・ヴァン)。
ワインの丁寧な手仕事のハウツーが学べる、最先端技術を駆使したハイテク博物館です。
Cité du Vin については、以前こちらの記事にて紹介いたしました。
ブルス広場の建物のファサードを映し出す「水の鏡」(Miroir d’eau)。
この「水の鏡」ができたのは2006年と実はまだ歴史は浅いのですが、今ではすっかり大人気の撮影スポットに。
そしてボルドーと言えば、ワイン!さまざまなワイナリーツアーが毎日開催されています。
鴨や牡蠣、そしてカヌレ!と、グルメもたくさん。
ドルドーニュ県 サルラ
ボルドーのある「ジロンド県」(la Gironde)の東隣に位置する「ドルドーニュ県」(Dordogne) にある、サルラ (Sarlat-la-Canéda/Sarlat)。
先日観光局のかたに教えていただいて知ったのですが、とってもかわいい街!
同じドルゴーニュ県にあるラスコーは日本人にも人気あるけど、サルラについては日本語ではまだまだ情報が少ないんですよね。
建築好きな人には絶対行くべき!な観光地だそうです。
名物はトリュフ&フォアグラ(考えただけでもう美)、ワインはボルドーのものと似ているみたい。
オクシタニー地域圏
今回のワールドカップでは、フランス代表37人のうち11人もの選手をオクシタニーから送り出しています。
「オクシタニーにおけるラグビーは、単なるスポーツにとどまるものではなく、100年以上に渡って価値観や歓喜で潤してきた地方文化そのものなのです。
ラグビーの情熱は食文化からライフスタイルまで、寛容のエスプリからおもてなしの心まで、オクシタニーのあらゆるところに浸透しています。」
オクシタニー・ピレネー・メディテラネ地方各議会議長のキャロル・デルガさんはそう語ります。
バラの都市 トゥールーズ
オクシタニーの首都、トゥールーズ。
ヨーロッパの航空ならびに航空宇宙産業の発祥地です(エアバス、アリアンスペース)。
歴史的城塞都市カルカソンヌ、煉瓦造りの建物として世界最大のサント・セシル大聖堂を誇るアルビ、ゴヤ美術館で知られるカストルなど、トゥールーズ周辺の街もとても魅力的。
トゥールーズから2時間以内、ロープーウェーでピック・デュ・ミディの頂上にのぼると、中空に突き出したスリル溢れる見晴台と、3,000メートル近い高さからピレネーの壮大なパノラマの景観を味わうことができます。
”フランスのローマ” ニーム
世界でもっとも保存状態がいいローマの円形競技場があるニーム。
ローマ時代を受け継ぐ2000年の歴史があります。
ニームから数キロ先にある世界遺産ポン・デュ・ガールは、ローマ時代の建造物で、フランスでもっとも訪問者数の多い観光地です。
二つの地域圏は、フランスの中でももっとも広いので、1記事では紹介しきれないくらい魅力がたっぷり!!
また機会があれば他の街もお伝えしていきますね♡