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夏の疲れが出る時期に、エネルギーチャージしてくれる香り

色と香りでHappyライフ

夏の疲れが出る時期に、エネルギーチャージしてくれる香り

こんにちは。セラピストの堀井美岐です。9月に入り、日に日に日が短くなっているのを感じます。みなさん、夏を満喫できましたか?夏の疲れがでるのが9月から10月にかけての季節の変わり目。今月は、エネルギーの充電、回復がキーワードのこちらの精油をご紹介します。

セントジョーンズワート

香りは、やや甘さを含み、深く渋いハーブ調の香りです。
ハーブティーとして目にしたり、飲まれている方も多いかと思います。
黄色の花を咲かせ、葉や花に黒い斑点があります。この油点から赤い色素が出ることで、洗礼者ヨハネの軌首で流れた血の象徴とされており、聖ヨハネの日である6月24日頃に花が咲くこともあって「聖ヨハネの草」セントジョーンズワートと名付けられたそうです。

各効能をご紹介します。

心への効能

気持ちをクリアにし、ストレスによる緊張を緩和させ元気させてくれます。憂鬱な気持ちを切り替えるのにも効果的です。
また、女性ホルモンの血中濃度変動期における不安症状の緩和に有効的です。このため生理前のPMSや更年期障害のイライラや不安・落ち込みなど精神的不調にも効果が期待できます。

身体への効能

鎮痙や鎮痛作用があるとされ、頭痛や筋肉痛、関節痛、神経痛、リウマチなどの痛みに緩和に効果的です。
生理周期を安定させたり、月経を促す働きもあります。

肌への効能

肌トラブルに効果的です。皮脂分泌を調整する作用に優れているので、オイリー肌や乾燥肌のケアや、治癒力を高める働きがあるので切り傷や火傷、打撲にも有効的です。
髪にはフケやオイリーヘアにおススメです。

香りの相性ブレンド

フローラル系、柑橘系の香りと比較的ブレンドしやすいです。
ハーブ系・・・アンジェリカ
フローラル系・・・カモミールジャーマン、カモミールローマン、ヤロウ
樹木系・・・ローズウッド

・気持ちを安定させる⇒アンジェリカ、ベチバー、ヤロウ
・気持ちを明るくする⇒レモン、オレンジ、ローズウッド
・女性特有の不調に⇒イランイラン、ゼラニウム、ローズ
・関節痛などの緩和⇒パルマローザ、カモミールローマン

※注意事項
妊娠中・授乳中にはご使用しないでください。
光毒性を起こす可能性がありますので、肌に使用した際には紫外線を避けるようにしてください。
また、厚生労働省から医薬品と併用すると薬の効果が減少するため、同時に摂取しないように情報提供されています。
インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬。
使用する際には、かかりつけの医師とご相談してください。

ハーブ先進国であるドイツでは、抗うつ薬より効果的と発表され認められるようになりました。うつ病の患者さんには医師によって処方されています。

セントジョーンズワートは外用としてキャリアオイルで使用することが一般的です。花から抽出された精油は採取率が低いため、非常に高価となります。
日本では処方されないので、経口でとる場合ハーブティーやサプリで摂取してください。

夏の疲れやエネルギー不足を感じたら、芳香浴やマッサージ、ハーブティーなどでスッキリとエネルギーチャージしてくださいね。

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