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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

【ワークスタイル】新しい仕事は新しい可能性を与えてくれる 大手飲料メーカー勤務 山下欧里さん - 2

大人女子のおしごと事情

お給料を頂きながらマナー教室に通っている感じ?!

――それだけやりがいのある部署から今度はがらりとかわって秘書職へ異動された理由は?
具体的に秘書を希望したわけではないのですが、前の部署に8年半いて、だいたい一つの部署には長くて5年というのが弊社では平均的だったこともあり異動希望を出しました。あとは結婚を控えていることもあり、今までのように仕事最優先での生活設計は難しいかなという思いもありました。

1日−31日の日付シールを付けたフォルダファイルに各日ごとの必要書類・チケットなどを入れています。 秘書の必須アイテムです。 手前は、社会人になって4代目の「可愛い電卓」
1日−31日の日付シールを付けたフォルダファイルに各日ごとの必要書類・チケットなどを入れています。
秘書の必須アイテムです。
手前は、社会人になって4代目の「可愛い電卓」

――秘書業務はこれまでの部署とはまた違った形の仕事だと思いますが、いかがですか。
そうですね。私にとって新しい仕事は、自分に新たな可能性を与えてくれると思っています。秘書業務もそうで、例えば頻繁に書くお礼状では季節ごとに覚えておくべき時候の挨拶や、会食で喜ばれる手土産の選定まで、ビジネス外交にまつわるあらゆる業務を実践のなかで覚えていきます。社内外問わず役職のある方とのやりとりも多く、さながら給料をいただきながらマナー教室に通っているような感覚です。何歳になっても新しい挑戦の機会をいただけることはありがたいと思っています。

フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)
大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。
人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。
夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。
趣味はチェロを弾くこと。
動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。
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