ガーデニングといっても敷地が広くて自由にデザインできるとなると、初心者の私には難しく感じます。何事も、制限のない自由などないのです。まず土地を平にならして、新しい芝生を育てるために種を蒔くところから始まってます、、、本来は造園のプロの方にデザインのアドバイスを依頼するところでしょうが、全部DIY(オランダ語ではDoe Het Zelf)でつくっていきます!オランダでは、年間を通じた日照時間がわりと少ないので、ティーハウスやテラスを作って、太陽をなるべく浴びられるように、庭は平らな芝生(よく手入れのいき届いた)にしておくのがやはり贅沢なようです。
朝ごはんにフルーツを食べているので、de Zonnehorstさんから有機のフルーツを10日分ずつ配達してもらっています。もし、庭にフルーツの木があったら、もっと新鮮で栄養があっていいねと、 近所のガーデンセンターで見つけてきたのは、樹齢30歳のりんごの木、すぐに植えてあげました。毎年ちゃんと実をつけてきたらしく、Elsterという種類のりんご。自家結実性と聞きました。 他にもチェリー、ブラックカラント、ペア(洋梨)の木を植えてあげました。フルーツの仲間が多いと、受粉しやすく、実を多くつけやすいそうです。
昔、庭で野菜を作りたいって思った時に買った本があります。「月と農業 LA LUNA」中南米農民の有機農法と暮らしの技術 Jairo Restrepo Rivera著。ルドルフシュタイナー博士の視点とはまた別に、古代から伝わって来た月と農耕の関係そのものに親しめる本です。
今回、土を掘りながら、ミミズ、アリをはじめ、無数の生物たちが棲むことによって土壌を健康に保ってくれていることを悟りました。どうもありがとう。そういう当たり前のことに心から感謝できる時に、わたしはとっても幸せと感じます。