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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

【ワークスタイル】ゴッドハンドは自分でつくれる 西村麻里さん (セラピスト オーダーメイドリラクゼーションサロンmahオーナー) - 2

大人女子のおしごと事情

リピーターが8割以上

お客様と楽しいお話をしながらお客様のその日の話し方、歩き方、目の開き、お化粧&服装、肌のトーンなど、普段との違いなどをさりげなく細かく観察して、その日のメニューを決めます

 

――マッサージはいつ学ばれたのですか?

大学卒業後、大手リラクゼーションサロンに就職してから、実地で学びました。当時は本当に忙しくて、8時間以上ずっと施術して、その後夜はホテルでの出張マッサージをして、睡眠時間が3時間くらいの時期もありました。

これはこれで、すごくいい経験になりましね。とにかくいろんな方の施術ができたので。その後ご縁があってアロマオイルトリートメントのお店に移り、店長をやらせていただきました。

――店長さんだとマネジメントなども?
そうなんです。就任時は私、まさかの1番年下で。頼りがいがあってグイグイ皆を引っ張れるタイプでもないので、どうしようか考えた末に全員と密にコミュニケーションをとることにしました。

この人が求めているのは自己実現なのか、お金なのか、とか。 スタッフそれぞれに合った職場環境を整えることを心がけました。

このころ私がめざしていたのは、スタッフそれぞれの色を生かせる、虹のようなお店。その結果、お店の入っていた商業施設内で最高伸び率賞をいただけたんです。

いつか自分でお店をという目標があったので、その後退職。タイでマッサージの学校に行って学び、帰国後に物件探しを始め、メニューも決めてmahを始めました。

最初はご紹介のみでしたが、徐々にホームページやチラシ、ポスターを見て、というお客さんもいらして。定期的に通われる方が今は8割以上いらっしゃいます。

mahの施術ルーム。
mahの施術ルームはやさしい光りで包まれていました。
フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)
大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。
人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。
夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。
趣味はチェロを弾くこと。
動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。
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