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私のごきげんな毎日

【ワークスタイル】お客さまと一緒に、イメージを形にする グラフィックデザイナー 板谷ゆきさん - 2

大人女子のおしごと事情

アナログもデジタルも

――そこで経験を積まれたのですね。
一番最初にしたのは、刷り上がって来たものをカッターで印通りに切ることでした。幸いだったのは、私が就職したころが、世の中がちょうどアナログからデジタルに移行した時期で、社長はアナログでデザインをしていましたが、先輩はデジタルでパソコン操作もできる。私はどちらも教えてもらうことができました。
イラストレーターというソフトの使い方も、ティッシュの箱をボーンと目の前に置かれて、「これをそのソフトで描いてみて」と(笑)。どうしてもわからない時だけは質問して、いちからいろいろなことを覚えていきましたね。

そう言えば…最近ハマりだした100%シアバターのクリームと石鹸
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――初めて世の中に出た作品は何でしたか。
ある行政関連のパンフレットでした。お客さまからの依頼がくると、社長がデザイナー志望の私にも「作ってみて」と言ってくださり、私も何案か出し、社長の案と合せて提示し、この行政の仕事では自分の案が通りました。その後はいろいろな企業さんのコンペにも行かせてもらい、それこそ大手の広告代理店の方に混ざって「帰りたい~」と思うくらい緊張しながらプレゼンしたり。鍛えられましたよ。

フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)
大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。
人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。
夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。
趣味はチェロを弾くこと。
動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。
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