陰暦11月の異称はこの月になると霜が降りて来ることから「霜降月」と言われたのが、「霜月」に転じたと言われているそうです。
又「雪待月」と言う言い方もあるようで、いずれにしても冬を迎える心持を表しているステキな呼び名ですね。
今日は体も冬バージョンに備えるため「病人の滋養食」と言われるほど素晴らしい効能を持つ「鶏の手羽先」を使った温かなほっこりスープを作ってみましょう。
春雨を多くすると主食も兼ねたスープになります。
コラーゲンたっぷり鶏手羽スープ
材料と分量(2人分) | |
鶏手羽先 | 4~6本 |
ザー菜 | 20~30g |
生しいたけ | 3枚 |
小葱 | 5本 |
緑豆春雨 | 20g |
スープ | 水カップ2+鶏がらスープの素小匙2 |
酒 | 大匙1 |
塩 | 適宜 |
作り方 | |
1.鶏手羽肉はさっと熱湯をくぐらせておく。(この一手間で鶏の臭みが消えます。) | |
2.ザー菜・生しいたけは太めの千切り、小葱は4㎝くらいの長さに、春雨は熱湯で戻して食べやすい長さに切っておく。 | |
3.鍋にスープと酒を入れて鶏手羽肉を煮立たせずに煮る。(煮立たせないことで澄んだスープに仕上がります。) | |
4.3にザー菜、生しいたけ、春雨を入れて煮立ったら(このくらいの時間だと煮立たせてもスープは濁りません。)小葱をいれて出来上がり。 |
コラーゲンたっぷりの鶏手羽は大人女子の味方!
世界三大美人のお1人、揚貴妃も好んで食べたと言われる鶏の手羽先はコラーゲンをたっぷりと補給できる上、消化も良く「冷え性」「疲労回復」など、栄養の効果がすぐにあらわれるほどの健康食品です。
美肌効果にはかかせないコラーゲンですが、コラーゲンとは、タンパク質の一種で、皮膚や筋肉・内臓・骨・関節・目・髪など全身に含まれており、それらの細胞同士を連結させる役割をしています。
又、手羽先にはメチオ二ンと言う栄養素が豊富でお酒の飲み過ぎや、過食からおこる「脂肪肝」を未然に防ぐ効果があります。
体内にメチオ二ンが不足すると血管内にコレステロールが沈着し、「動脈硬化」「心臓病」を引き起こす原因になりますから積極的に摂取したい栄養素です。
寒い冬に向かって全身症状を良い状態にしておくには良質のたんぱく質は不可欠です。