CheRish Brun.(チェリッシュブラン)

好きと心地よいがつくる、私らしく楽しい暮らし

ガーナでの生活と闘病経験から、ブランドを生み出す 大山知春さん(VIVIA JAPAN株式会社代表取締役)

舌癌の経験から

――それはお母様も仰天されたのでは…。ガーナで体の異変に気付かれたのですか?

VIVIA JAPAN 大山知春

 
舌に口内炎のようなものができて。ただ当初は痛みがなかったのですが、だんだん大きくなって、ある日それがドクドクと痛み始めたのです。いろいろ調べて、どうも舌癌らしいと。帰国して日本の大学病院を受診したところやはりそうで即入院、手術。術後はガーナへ戻ろうかと思っていましたが、再発率の高い癌のため、3週間おきに検査が必要とわかり、ガーナ行きは無理。でも、こちらで就職したら、ガーナに関係ある仕事はできないなと。

――それでJUJUBODY立ち上げを思いついたのですか?

最初は事業というよりも、癌になってその後どういう生活をしていこうと考えた時に、なるべく新鮮なものを食べ、化学物質が含まれていないものを使って自分なりに健康に気を付けようと考えました。入院中に肌が荒れて、コンビニエンスストアでクリームを買ってきて付けたのですが、ぬるぬるするだけで潤わない。それで、ガーナで使っていたシアバターを思い出し、送ってもらったんですね。向こうでは生まれた時から使うもので、シアバターなくしては生活できないというほど、みんな使っています。

天然のシアバアター
天然のシアバター

 
私も気に入って使っていたのですが、ふと、日本でもこれを売ることができないかと思いついてカールに相談したところ、「逆境に陥った時にどう対応するかで人間の価値はきまる、それはいい思い付きだからやってみたらいいよ」と言ってくれて。全面的に協力してくれることになったんです。ただ、向こうの商品をそのまま輸入して売るには、パッケージの問題などがあり難しく、ブランドを立ち上げることにしました。ネット販売が中心ですが、リピーターの方も増えてきています。

――今後の目標などはありますか?

100%のシアバターは、少し固いのですが、手にのせてあたためるとすーっととけて伸びます。日本は国全体が忙しくて、化粧品もなるべく便利に使えるものが好まれます。結果、たくさんの添加物が含まれてしまっています。それも、ガーナでの自然のリズムを大切にする生活と、病気の経験を経て見えてきたことです。自分の経験を通してわかってきた、本当に体にいいものを日本で紹介することで、日本の忙しい生活が少しでも豊かになればいいなと。また、その事業を通して、現地の生産者にもプラスになるような、いい循環を作っていければと思っています。

VIVIA JAPAN 大山知春
ガーナ人アートディレクターと JUJUBODYのロゴも彼が作成してくれました。

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Author's Profile

フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)
大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。
人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。
夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。
趣味はチェロを弾くこと。
動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。
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