CheRish Brun.(チェリッシュブラン)

好きと心地よいがつくる、私らしく楽しい暮らし

ガーナでの生活と闘病経験から、ブランドを生み出す 大山知春さん(VIVIA JAPAN株式会社代表取締役)

横のつながりを大事にするアフリカ人

――留学経験が次の仕事へつながったのですか?

そうです。私が行った学校はMBAのクラスは38人。いろいろな国から留学生が来ていましたが、その中でアフリカ人やアジアの新興国から来ていた人たちと特に仲良くなりました。アフリカの人たちとはそれまで話す機会もなかったのですが、一緒に生活をしてみたら、周りの空気を読んで気を使ってくれたり、情があついところが日本人と似ていて。個を出すよりも、人とのつながりを大事にしていました。その中の一人が今のビジネスパートナーである、ガーナ人のカールです。

VIVIA JAPAN 大山知春

 
――最初にアフリカに行かれたのは在学中ですか?

はい。卒業論文の一環で、マーケットリサーチのためにガーナに2カ月滞在しました。それで、まだこの国で事業展開がそれほどされていないオンラインショップができないかと思い、卒業後はガーナで起業してみたいと考えるようになりました。

そんな計画をしていた頃、前職で私のお客様だった日本人投資家の方とお会いして「卒業後は何をしたいの?」と聞かれて。この方は私が留学する時も応援してくださって、ブログも読んでくださっていたんですね。それで「同級生とガーナでオンラインショップをやってみたい」と言ったら、挑戦してみたらいいよと、投資を約束してくださったのです。まだ具体的な事業計画書なども何もない時点で。

VIVIA JAPAN 大山知春

 
最初は卒業後、資金のためにまず一度金融に就職することも考えていましたが、私に投資してくださるのであればガーナへ行こうと決心しました。

――ガーナ行きは、ご家族に反対されなかったのですか?

それまで私のすることに、一切反対をしなかった母が、この時だけは反対しました。母はインターネットなどをあまり使わないのですが、私の妹経由で、留学中のブログやFacebookへの書き込みを知り「まさかこの子、アフリカに行くのでは」と、薄々思ってはいたようなのです。

VIVIA JAPAN 大山知春
ガーナの友人とガーナのファッションイベントにて

 
卒業前に一時帰国して、そのことで大喧嘩。結局、私は黙ってガーナへ行き、現地から「これが私の新しい携帯番号だから」と母に連絡したのです。その時には母も予想していたのでしょうね。「気を付けて。忙しいだろうから、連絡はいらない」と、驚いてもいませんでした(笑)それで、本当にずっと連絡をしていなかったのですが、約1年後、私から「癌かもしれないから、日本の病院の予約をとってほしい」と電話をしたのです。

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Author's Profile

フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)
大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。
人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。
夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。
趣味はチェロを弾くこと。
動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。
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