こんにちは。セラピストの堀井美岐です。1月に雪が降ってから厳しい寒波となりましたね。
風邪・インフルエンザが行っていますので、くれぐれもご自愛なさってくださいね。
さて、2月となり街はバレンタインで賑わっていますね!今ではチョコレートも健康に良いと言われるようになりました。(もちろん、食べ過ぎてはいけません)
今月は、そんなチョコレートの原料「カカオ(ココア)」の香りをご紹介したいと思います。
カカオは南アメリカに自生した植物で、熱帯地方に生息します。古代から生活に密接していて、マヤ文明の壁画にも描かれていました。
カカオの実から抽出した精油なのでとても甘い香りがします。
カカオの香りの各効能
心への効能
甘い香りはストレスから解放させてくれます。抗うつ作用もあり、ウツ気分を緩和してくれます。心を落ち着かせリラックスさせてくれる効果があります。
また、鎮静作用とは反対に媚薬作用もあり、気分高揚の効果もあります。
身体への効能
弛緩作用があり、疲れた神経をなだめ筋肉の緊張をほぐす効果があります。
また動脈硬化などにも効果的と言われています。
抗菌・抗酸化作用があります。
肌への効能
ココアバターなどはスキンケア効果が高いと言われています。
健康な皮膚細胞を維持に再生し、アンチエイジング作用があります。
ボディケア製品やリップクリームなどに利用されています。
香りの相性ブレンド
スパイス系、柑橘系と相性が良いです。
・ハーブ系・・・スペアミント、ペパーミント
・柑橘系・・・オレンジ、ビターオレンジ、ベルガモット
・スパイス系・・・シナモン、カルダモン、ジンジャー、クローブ、バニラ、ブラックペッパー
・樹脂系・・・ベンゾイン
カカオの精油としては流通が少なく手にすることがなかなか難しいかと思います。
精油ではありませんが「ココアバター」でしたら、カカオの成分も入っており一般的に手にしやすいかと思います。
ココアバターは酸化しにくく、常温では固まっておりますが30~35℃で溶けます。そのため手に取ると自然溶けて、肌に浸透しやすいです。
ココアバターは、皮膚を柔らかくする作用があります。角質を落としやすく、ニキビや吹き出物の予防にも効果的です。また、30%以上のオレイン酸が含まれておりますので乾燥から肌を守ってくれます。
カカオ(ココア)の香りがリラックス効果がありますので、ココアを飲むだけでも気持ちが緩むと思います。ポリフェノールも豊富ですので、抗炎症作用にも効果的です。
甘みをつけたいなら、お砂糖よりもハチミツで甘さを加えるのをおススメします。
カカオのキーワードは「リラックス」「心地良さ」
寒い季節、つい背中を丸めて体が固くなりがちです。
ココアを飲んでリラックスしたり、ココアバターでマッサージして心身を緩めてくださいね。