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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

【ワークスタイル】食品卸として体にいいものを広めるのが私の使命 枝川和佳子さん(食品卸勤務) - 2

大人女子のおしごと事情

新規プロジェクト担当部署への異動

枝川和佳子さん

――ネーミングなども考えられるのですね。扱う商品も多岐にわたっていて、興味深いです。入社当時から今のような新規事業の企画をされていたのですか?

いいえ違います。大学卒業後、最初は一般職で入社しました。仕事は主に社内でのメーカーへの商品発注・在庫管理業務でした。29歳の頃、このまま続けるのもどうだろうと迷っていた時に、上司から「チャレンジしてみないか」と声がかかりました。新規プロジェクトの部署ができるから総合職としてそこに移らないか、と言われて踏みとどまったのです。異動してから今まで、様々な新規プロジェクトを経験してきました。

読書
基本的に外が好きなので、読書もテラス席や外で読むことが多いです。
風にあたりながらのんびりしていると気持ちもリセットされます。

――食品卸にいらっしゃりながら多分野のお仕事をされてきているのですね。
そうですね。異業種の方とお話することで、さまざまな手法や考え方を知ることができ、自分のいる業界であれば、その方法をどのように取り入れられるか、を常に考える癖がつきました。先ほどのネイチャースイートソースにしても、どのようなネーミングであれば振り向いてもらえるか、というPR手法は新規プロジェクトに携わっていたときに身についたものだと思います。

アイデアは人と会うと浮かんできます。どちらかというと、本業と全く関係のないところでいろいろアイデアが浮かんできて、それをどう本業に絡めようかな、といつも考えています。

フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)
大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。
人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。
夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。
趣味はチェロを弾くこと。
動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。
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