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私のごきげんな毎日

【レシピ】オイスターチャウダーで冬に備えて免疫力UP

足立洋子の体がよろこぶおいしいご飯

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北海道では紅葉があちらこちらでみられるようになりました・・・
一足早く、免疫力を高めて冬バージョンに身体を整え始めようと思っています。

免疫力を高める亜鉛の含有量が一番多いと言われている牡蠣が美味しくなってきましたので、牡蠣だけをたっぷり使った美味しいチャウダーを作ってみましょう。

オイスターチャウダー

材料と分量(2人分)
牡蠣 ※加熱してあるものが便利です 10粒
ホワイトソース
バター 20g
小麦粉 20g
牛乳 400cc
コンソメスープの素 小匙2
作り方
1. 加熱してあるものだったらそのまま、生の牡蠣の場合はカップ1のお湯を沸かしてお酒を大匙1、お塩を一つまみ入れたら、牡蠣を入れて一煮立ちさせ火をすぐに止めて蓋をしてむらしておく・・・長く煮ると小さくなります。
2.お塩を一つまみ入れたら、牡蠣を入れて一煮立ちさせ火をすぐに止めて蓋をしてむらしてお く・・・長く煮ると小さくなります。
3.ホワイトソースを作る。

1.牛乳を鍋に入れて火にかけて温める。沸騰はさせずに周りがぷつぷつしてきたら火を止める
2.弱火のフライパンでバターを焦がさないようにゆっくり溶かす。溶けてきたら小麦粉を入れ てよく混ぜる
3.ふつふつとしてきたらいったんボウルに移し、1の牛乳を一気に入れてかき混ぜる
4.もとのフライパンに戻し、中火にかけてコンソメを入れ、とろっとするまでかき混ぜていく
4.美味しく出来たクリームスープの中に牡蠣を入れて一煮立ちさせ熱々をどうぞ。

 

牡蠣は別名「海のミルク」と呼ばれる完全栄養食品

世界中で食べられている牡蠣は、カレンダーで英語の月名に「R」のつかない月(5月~8月) には食べるな、という云われがあります。
産卵期のため味も栄養価も落ちるからです。

中国では2000年前から漢方としてその薬効が認識されていたそうです。
漢方では牡蠣=「ボレイ」と読み、数多くの漢方薬にその成分が配合されています。

免疫力を高める成分として知られているのが亜鉛ですが、その亜鉛の含有量が一番多いと言わ れているのが牡蠣です。
亜鉛は昔は有害なものと思われていましたが、研究が進むにつれて様々な働きをしている事が わかってきました。

免疫力を高める

免疫細胞の活性化や、活性酸素を除去する酵素のサポートを行い生活習慣病などから体を守ります。また、粘膜を正常に保つビタミンAを体内に留め、喉の痛み・鼻 水・鼻づまりなどの症状を改善します。

美肌効果

美肌に欠かせない亜鉛は、ビタミンCと協力してコラーゲンを生成します。また、メラニンの代謝を促す働きもありますので、出来てしまったシミやそばかすを消し去ることもできます。

おまけに 妊婦さんにも…女性の卵巣には亜鉛がたくさん含まれていて、黄体形成ホルモンや卵細胞刺激ホルモンの働きを強めてくれます。

特に妊婦さんの子宮の中では受精卵が絶えず細胞分裂を繰り返しているために、妊娠期に欠かせないミネラルとされています。

牡蠣のカクテル・酢牡蠣・焼き牡蠣・牡蠣鍋・牡蠣ご飯・牡蠣フライと好きな方にはたまらない食材です。
美味しい時期に美味しくいただいてくださいね。

check実は、撮影の際に試食させていただいたこのチャウダー。
あまりの美味しさに止まらなくなったほどです。

元々、牡蠣は大好きですし栄養価が高いということは知っていましたが、こんなにも女性にとって大切な効果効能があるとは驚きです。
美味しくて、さらに女性にとって体に良いのであれば積極的に摂らない手はないのです。

そして、今回ホワイトソースの作り方をご紹介していますが、ホワイトソースは実は手作りしても難しくない上に、いつもお家にある材料で作れてしまいます。

これからの時期、自宅でホワイトソースが作れれば・・・グラタンだってドリアだっていつも美味しいものをいただけるのでオススメですよ。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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