沖縄では早々と梅雨明け宣言がされる中、鹿児島などでは歴代1位の降雨量が観測されていますね。皆さんの住んでいらっしゃる所ではいかがでしょうか?豪雨などの被害のないことをお祈りしています。
さて、2015年も折り返しの月に入りました。
7月の別名は「文月」
短冊に歌や字を書いて、書道の上達を祈った 七夕 の行事に因んだ「文披月(ふみひらづき)」が転じたものといわれています。
今日はその七夕のお飾りのように、夏野菜をいっぱい入れた「カラフル野菜のゼリー寄せ」をご紹介しましょう。
カラフル夏野菜のゼリー寄せ
材料と分量(2人分) | |
おくら | 1本 |
きゅうり | 3㎝ |
人参 | 2㎝ |
ヤングコーン | 1本 |
赤・黄パプリカ | 各少々 |
セロリ | 2㎝ |
スープ | 水1カップ+コンソメ顆粒小さじ1 |
アガー | 大さじ1 |
アガーとは? 海草から取れるカラギーナンから作られたゼリーの素。寒天とゼラチンの間のような、プルッとした独特の食感に仕上がります。 室温(30~40度)で固まり、型くずれしません。ゼリーやプリン、水ようかんにもお使いいただけます。 標準使用量は、液体の全体量に対して1~2%程度。お好みの食感に合わせて加減してください。 クールアガー500g |
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作り方 | |
【下ごしらえ】 おくら・・・さっと湯通し(沸騰したお湯にくぐすくらい) 5㎜の厚さに切る きゅうり・・・縦に4等分して5mm.の厚さに切る 人参・・・縦に4等分して5mm.の厚さに切る ヤングコーン・・・5㎜の厚さに切る 赤・黄パプリカ・・・1㎝角に切って水に放し、さつと湯通ししておく セロリ・・・縦を半分に切って5㎜の長さに切る |
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1. 鍋に水と切った人参・コンソメ顆粒を入れスープを作る。沸騰したら火を止めて(この時人参はちょっと火が入るくらいで良い)アガーを入れて良く溶かす | |
2.1の粗熱が取れたら流し固める容器に入れて、さらに下ごしらえしてある具を入れる(スープが熱いうちに具を入れると具が全部浮いてしまいます) | |
3.容器を冷蔵庫に入れて冷やし固める |
涼やか、ぷるるん♪食感が自慢!クールアガー500g |
旬の野菜をいただくこと
健康食の大前提は旬のものをいただくことにあります。旬の野菜の中でも特に「夏野菜」と呼ばれるものには、夏の暑さに対応する栄養素が多く含まれているほか、紫外線による酸化作用をはねのけるポリフェノール類やカロチノイド、ビタミンCやEなども含まれています。
又、夏は気温の上昇とともに体温が上がり、新陳代謝は一年中で一番盛んになりますから、体温調節が必要となってきます。
さらに、日本の気候は湿度が高いために食欲が落ち、体はむくみやすくなります。このような時には、カリウムを補いながら、余分なナトリウムを排泄し、便秘を解消して代謝を助けることが大切です。
又、冷房が効いた場所で長時間過ごした場合や、冷房の効いた場所と屋外を出入りする時など体温調節がうまく行かないことがあります。このような時には、一日の最後にお風呂で湯船に浸かって軽く汗を流すことが回復には効果的です。又、酸味のある食材やアミノ酸のうまみ成分を含んだ夏野菜を食べることで、より効率よく解消できます。
夏に収穫できる代表的な野菜は、
アスパラガス きゅうり トマト かぼちゃ 冬瓜 とうもろこしピーマン オクラ 茄子(なす)マッシュルーム さやえんどう ミョウガ など・・・
旬のものをいただく時、自然界の摂理にはいつも敬服します。