本格的な冬がやってきました。
寒い季節は、風邪をひきやすくなったり、体調も崩しやすくなる時期です。
冬の体調を整えるためには、からだを冷やさないことが大切です。
今回は、昔からの日本の知恵ともいうべく「梅醤番茶」のご紹介です。
からだを温め、風邪の予防にもなる万能ドリンク。
ぜひ、今年の冬は「梅醤番茶」で寒さを乗り切ってください。
昔から親しまれてきた民間療法「梅醤番茶」
「梅醤番茶」は、その名の通り、梅干し、醤油、番茶を使ったお茶のこと。
ここに、しょうがのしぼり汁を入れて完成します。
寒さでからだが冷えている、疲れがとれない、食欲がない、風邪かも!という時におすすめのドリンクです。
材料にはそれぞれ意味があり、素材にこだわったものを使うことで、からだを整えてくれる効果があります。
空腹時や食前に飲むのが一般的ですが、風邪の引き始めや、疲れがたまっている時、就寝前などに飲んでも大丈夫です。
飲んでいる時から、からだがぽかぽかしてくるのがわかりますよ!
梅干し
梅干しに含まれるクエン酸は、疲労回復に効果があり、また胃腸の調子も整えてくれます。
毎日1粒食べたい食材です。
昔ながらの作り方で作られた梅干しで、梅干し本来の成分をからだに取り入れましょう。
醤油
昔ながらの天然醸造の醤油は、食欲を増進させる作用や、解毒作用もあると言われています。
番茶
番茶は緑茶よりもカフェインが少なく胃に負担をかけないお茶です。
刈り取ったお茶の葉と茎を天日干しにし、三年間熟成後焙煎した「三年番茶」は、カフェインをほとんど含まず、からだを温める作用があります。
しょうが
からだを温めてくれるしょうが。
風邪の引き始めや、食欲がない時におすすめの食材です。
「梅醤番茶」の作り方
材料(1杯分)
- 梅干し…1粒(お好みの量)
- 醤油…1~2滴
- しょうがのしぼり汁…1~2滴
- 三年番茶(なければ番茶)…150~200ml
※すべて材料は、お好みの分量で大丈夫です。
作り方
- 梅干し1粒(大きいものは1/2粒)を湯呑やティーカップに入れ、スプーンなどでつぶします。
- 醤油を1~2滴入れ、梅干しとよく混ぜ合わせます。
- しょうがのしぼり汁を入れ、熱々の番茶を注いでできあがりです。
「梅醤番茶」のアレンジ
- 醤油を醤油こうじにしてみたり、しょうがをみじん切りにして入れるのもおすすめです。
- 大根おろしをプラスすると、二日酔いの時や胃腸の調子が悪い時に効果的です。
- 元気がない時には、ドライのなつめやクコの実をプラス。
お茶を飲んだ後には、なつめやクコの実もしっかりと食べてくださいね。
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