新年度が始まり、楽しみや期待でワクワクする半面、新生活や環境の変化で不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
春は、漢方ではイライラや自律神経の乱れが起きやすいと考えられています。
そんな春のイライラやドキドキを解消する、香りでも味でも癒されるお茶を紹介します。
少しでもわくわくする春になるように、春のブレンドティーで快適な毎日を過ごしてみませんか。
春は、肝が活発になってイライラが発動する季節!
なんだかわけもなく不安になってドキドキしたり、ちょっとしたことでイライラしたり、最近心当たりのあるという方は、春の気候に少し心が乱されているのかもしれません。
春は漢方でいうところの「肝」の季節です。
「陽」の気となり、気分もどこかウキウキ、冬の「陰」の季節から「陽」の季節に移り変わるこれからの季節は、からだも心も活発に動きたくなる季節です。
しかし、春になって急に動きだすことで、「肝」が活発になりすぎて、体調を崩してしまうことも!
胃腸の調子が悪くなったり、目や鼻に不調が出たり、肌荒れを起こしたり………。
また、「肝」は、自律神経と関係があるため、「肝」が活発になると、イライラしたり、不安になったりすることがあります。
イライラや不安は、香りで癒されるお茶で解消しましょう!
自律神経の乱れは、忙しい毎日ではなかなか解消できないことも。
ゆっくりとお風呂に入ったり、自分の好きな音楽を聴いたり、動画を観たり、気分的にゆったりとした時間を過ごすのがおすすめですが、時間がない!という方は、お茶でゆったり気分を味わってみませんか。
今回ご紹介するお茶は、飲んで癒されるだけでなく、香りでも癒されるお茶です。
材料10g分(ティーカップ約3杯分)
- アールグレイ紅茶…3.5g
- ラベンダー(ドライ)…0.5g
- ローズ(ドライ)…0.5g
- ルイボスティー…2.5g
- みかん(ドライ)…3g
ブレンドティーの淹れ方
- お茶の材料をすべて混ぜ合わせ、約3g(ティーカップ1杯分)をティーポットやお茶パックに入れる
- 約200mlの熱湯を注ぎ、お好のみの濃さ(約3分)になったら、茶葉やお茶パックを取り出します
(茶葉やお茶パックを入れっぱなしにすると、やや渋みなどを感じることがあります。)
香りを十分に楽しんでから飲んでみましょう
今回ブレンドしたお茶やハーブは、どれも香りでリラックス作用が期待できます。
ラベンダーやローズには、リラックス作用や不安を和らげる作用があります。
アロマテラピーでも精油として利用されています。
ラベンダーとローズは、少なめにブレンドするのがポイントです。
多く入れすぎると、香りが強すぎるため、リラックス効果とは逆に不快に感じてしまうこともあるので注意を!
アールグレイ紅茶は、ベルガモットというみかん科の植物から抽出されたオイルで茶葉に香りをつけています。
ベルガモット精油は、アロマテラピーでも使われています。
ベルガモットの香りには、不安を解消してくれる作用があります。
みかんなどの柑橘系のくだものには、気の巡りを良くしてくれる作用があるため、イライラしたり、やる気が出ない時におすすめです。
ブレンドのポイント
みかんは、今回ドライのものを使いましたが、旬の柑橘の輪切りをそのままお茶に浮かべ
ても美味しく飲むことができます。
お茶を飲んだ後、フルーツも美味しくお召し上がりください。
今回ブレンドに使ったルイボスティーは、味の調整のためにブレンドしています。
ルイボスティーの代わりに、お好みのお茶をブレンドしたりして、自分だけのブレンドを作ってみてください。
また、すべてのハーブやお茶がそろわない場合は、あるものだけでもOKです。
多めにブレンドしておいて、お茶パックに小分けしておくと、さっと飲みたい時に飲めてとても便利です。
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