三寒四温という言葉がまさにぴったりの今の時期、そろそろ春がやってきますね。
春というと、気分もワクワク、外に出て活動したくなる季節です。
一方で、私たちのからだは、寒い冬にため込んだ老廃物を外に出そうと、必至に頑張っています。
これからの季節、うまく老廃物を排出しつつ、春に向けての準備をそろそろ始めてみませんか。
今回は、からだの中からきれいにするブレンドを紹介します。
お食事にも合うブレンドになっていますので、ぜひ毎日の習慣にしていただけると嬉しいです。
春は、からだをきれいにする絶好のチャンス!
春は、冬の間にため込んだ老廃物をからだの外に出す季節です。
この時、からだの中では、「肝」(漢方での五臓という機能のひとつ)が活発に働き、解毒を行おうとします。
ただし、急に活動的になると「肝」が活発になりすぎてしまいます。
「肝」が活発になりすぎると、いらいらしたり、眠れなくなったり、また花粉症などの症状が出たり、めまいや疲労感などを感じることがあります。
ゆっくりゆったりとした気持ちで春を迎える準備をしていきましょう。
「肝」を労わるような、解毒をサポートしてあげるお茶で、「肝」の活動を正常に戻してあげるのも一つの方法です。
温かい飲み物や食べ物でからだの冷やしすぎを防ぐことも大切です。
春はイライラしがち、ゆっくりとお風呂に入るなど、リラックスタイムをつくるようにしてみましょう。
デトックス効果抜群の和のブレンドで、からだすっきり!
材料10g分(ティーカップ約3杯分)
- ごぼう茶…1.5g
- ほうじ茶…5g
- どくだみ茶…2g
- よもぎ茶…1.5g
ブレンドティーの淹れ方
- お茶の材料をすべて混ぜ合わせ、約3g(ティーカップ1杯分)をティーポットやお茶パックに入れる
- 約200mlの熱湯を注ぎ、お好のみの濃さ(約3~5分)になったら、茶葉やお茶パックを取り出します
(茶葉やお茶パックを入れっぱなしにすると、やや渋みなどを感じることがあります。)
デトックス作用のあるごぼう茶
海外ではメディカルハーブとしてお茶などで古くから使われてきたごぼう。
日本では野菜として活用されていますが、ごぼうのお茶もとても美味しく、また解毒作用があるため、デトックスや便秘に良いとされています。
ごぼうのお茶は、ごぼうの風味がほんのり香り、お食事と合わせるととても美味しいです。
ごぼうの風味が少し苦手な方は、ほうじ茶などとブレンするととても飲みやすくなります。
ほうじ茶はからだを温めるお茶なので、これからの季節におすすめの組み合わせです。
※キク科アレルギーの方は、ご使用を控えてください。
どくだみは万能のお茶
どくだみと言うと、あのいや~な臭いが苦手という方も多いのでは!?
でも実は、昔から民間療法でも使われているほどの薬草で、10の効能があると言われ「十薬」とも呼ばれています。
乾燥させたどくだみには、解毒作用があり、デトックス効果や皮膚のトラブルに良いとされています。
ちなみに、乾燥させるとあの独特の臭いはなくなります。
※妊娠中の方は、かかりつけの医師にご相談の上お飲みください。
からだを温め、デトックスしてくれるよもぎ
よもぎは、よもぎ餅などとても親しみのある薬草です。
よもぎにはデトックス作用やからだを温める作用があり、女性の味方でもあります。
お菓子やお茶としてだけでなく、入浴剤として使うことで、冷え性の改善にも効果的です。
※キク科アレルギーの方は、ご使用を控えてください。
今回紹介したブレンドに使用したごぼう茶、どくだみ茶、よもぎ茶は、すべてデトックス
作用があります。
全て手に入らない場合は、あるものだけでブレンドしても大丈夫です。
飲みにくい場合は、ほうじ茶を多めにしたり、普段飲みなれているお茶に少し加えてみる
などしてみてください。
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