ある日の夕食風景です。
白いお皿を使い、露出を上げて明るい写真に仕上がるようにしました。
明るい写真はカジュアルで楽しげな雰囲気になるので、ファミリー向けレストランのメニュー写真に多く使われています。
上の写真と同じ料理で、お皿+盛り付け+背景を変えて撮ったものです。
露出を下げてアンダー気味に撮ると落ち着いた雰囲気になります。
並べ方を変えて撮ったものです。
メンチカツのお皿の下に小皿を重ね、他のお皿よりも高さを出しています。
いろいろな料理を並べて撮る場合、一部のお皿の高さを変えると存在感・立体感が出てきます。
一見、左右どちらも同じような写真に見えますが、ほんの少しだけ撮り方を変えています。
2枚とも手前と奥のお皿をぼかして主役のメンチカツにピントが合うようにしているのですが、左の写真はF5,6とややぼけ気味に、右の写真はF8,0と左よりもやや絞ってメンチカツの衣のカリッとした香ばしさ、食感が出るようにあまりぼかさずに撮っています。
また、右の写真は茄子のお皿の位置をほんの少し変えて一番奥の野菜と同じバランスで見切れるようにしました。
お皿を並べて斜めから撮る構図の場合、きれいに見えるポイントは、
A=画面上部と下部のお皿の見切れる範囲を合わせる(どちらも同じくらい見切れるような構図にする)。
B・C=画面左右のお皿の見切れる範囲を合わせる(A同様どちらも見切れるような構図にする)。
ことです。
例えば手前のお皿が見切れていて、奥のお皿の全景がしっかり写っていると、なんとなく違和感のある写真になってしまいます。
お皿一枚一枚をしっかりと写す構図の場合は、上下左右の隙間をおなじ間隔にするとバランスの良い写真になります。