こんにちは。早いものでもうすぐクリスマスですね。
どんなお料理を作ろうか、色々考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回は大人っぽく、落ち着いた雰囲気をテーマにした料理写真です。
この写真の食器は白×黒のストライプ柄を使って、時計回り(反時計回り)に料理を配置しました。
時計でいうと12時の位置に一番目立つスープのカップを置いて、視線を時計回り(反時計回り)に誘導させるようにしています。
赤と緑の食材が目立つように盛り付けると、よりクリスマスをイメージさせる一皿に。
ひとつのお皿に数種類の料理を盛り付けた場合は、俯瞰(真上から)で撮ると一目でどんな料理が盛り付けてあるのかがわかりやすく、説明的な写真になります。
撮影データ
レンズ:24mm
絞り:F8
シャッタースピード:1/125
ISO200
光源:逆光/ストロボ使用
食器:IKEA
左側サイドから光を当てて撮った写真です。
サイドからの光は質感を出したいときに。
撮影データ
レンズ:90mm
絞り:F3,5
シャッタースピード:1/125
ISO100
光源:左側からの斜光/ストロボ使用
この写真は上の写真と全く同じ設定で、真上から(正午の太陽の位置)光を当てて撮っています。
真上から光を当てると影が強く、短く、コントラストが強めの写真になります。
午後1時の自然光で撮った写真です。
昼間に落ち着いた雰囲気の料理写真を撮りたい場合は背景を黒に、シャッタースピードを早めに設定して暗めにすると夜に撮ったような、落ち着いた雰囲気の写真になります。
撮影データ
レンズ:90mm
絞り:F5,6
シャッタースピード:1/160
ISO100
光源:左側からの斜光/午後1時の自然光
食器:Crate and Barrel
ふだんは薄味の料理ばかり食べているけれど、たまに味の濃いものが食べたくなる。
こってり・濃い味の食べ物ばかり食べているけれど、時々あっさりしたものが食べたくなる。
料理に例えてみましたが、写真も同じ感覚だと私は思っています。
- 絞り値の低い、ふんわりとした明るい写真が好みだけれど、きっちりと全てにピントが合った写真を撮ってみる。
- いつもはきっちりと全てにピントが合った写真を撮っているけれど、絞りの浅い、ふんわりとした写真を撮ってみる。
明るく、ふんわりとした雰囲気の写真のなかに、きっちりピントが合った写真が一枚あるとハッとします。勿論この逆も。
時々絞り値を変えて撮ると、見る人を飽きさせない、より魅力的な写真になるのではないかと思います。
味の濃い物や色の強い物、固い物は絞り値を高く、柔らかいものや味の薄い物は絞り値を低くするなど、対象物によって絞り値を変えて楽しんでみてくださいね。