こんにちは。料理カメラマンのまつい瑶子です。
今回は紫キャベツのスープを撮りました。
普通にスープカップに入れただけではあまり絵にならないと思ったので小瓶にスープを注いでみました。
紫色のスープに対して反対色の緑を少し加えてアクセントにしています
ポタージュ系のスープ等、具のないスープはピントが合わせにくい=カップのふちなど、間違った場所にピントが合ってしまうことがオートフォーカスではよくあるので要注意です。ですが、スープの中心にトッピングを盛り付けることで、確実にスープにピントが合うようにできます。
こちらではエディブルフラワーをトッピングしました。
上記と同じスープにトーストしたバゲットとフラワーソルトを添えて。
フラワーソルトをわざとこぼれたように配置して画面に動きを出しています。
スープを籠に入れて。
クロスは同系色の物を使い、バゲットをわざと食べかけのように配置して画面に動きが出るように考えました。
これはちょうど一年前に撮った同じスープの写真です。
こちらもスープの中心にエディブルフラワーをトッピングしてスープにピントが合うようにしています。(この場合、トッピングをしないとオートフォーカスではグラスのふちにピントが合ってしまいます)
紫の反対色の黄色(エディブルフラワー)、緑(クロス)で印象に残るスタイリングを心がけました。紫と黄色、この色使いは広告などでよく見かける組み合わせです。
広告は目を引くように色使いがよく考えられているので、スタイリングの配色の参考になります。