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私のごきげんな毎日

「あの人が許せない」を手放す方法

マインドフルネスでご機嫌な毎日

こんにちは。早朝瞑想LABO認定講師”ピュアナチュラリーみどり”こと中家緑です。

中家緑

あなたは許せない人がいますか?
その人を見るとなんだか体がこわばって、心もガチガチに固まってしまう。
なんだか心も疲れてしまう。

マインドフルネスを実践していくと、許せないことで固まってしまった体と心がほぐれて、今よりもずっと楽に生きられるようになります。

悩む女性

あの人の言葉がなんだか引っかかる時。

「あなたの好きなノートを買ってきてね」と言われた数人がそれぞれ違ったノートを手に、お互いに見せ合い「素敵なノートだね」と褒め合うことはイメージできると思います。

それでは、ノートが価値観に変わるとどうでしょう?

「あなたの価値観を教えてね」たくさんの人が口々に自分の考えを言うと、どこかで、(それは違うんじゃないか)という思いが湧き出てきます。ノートの時は、どんなノートでも許せた人が、途端に否定の感情が湧き出てきたりするのです。

本

どうして価値観に変わると受け入れられなくなるのでしょうか。

ノートの時と同じことが起こっているはずのに、どうして認めることができなくなり、反応が変わってしまうのでしょうか?

私たちの価値観は、ノートのように目には見えません。
自分と離れているものは自分とは違うとわかるのに、見えないものは自分のことのように感じてしまいます。

ここで大事なことは、”価値観は自分ではない”ということです。

手のひら

親から言われてきたこと、周りの環境、時代、いろんなことからあなたの価値観は造られています。あなたはその価値観が自分だと思えて、同意を求めたり強要したり、否定されると悲しくなったりしてしまうのです。

自分も相手もそれぞれの環境で育ち、それぞれの価値観を持っている。他人にイラっとする時、自分の中の価値観や思い込みに初めて気が付くことができます。

おはじき

誰か許せない人が現れた時、自分の価値観が浮き彫りになり、自分にも見えるようになる。
その時初めて、自分がこうだ! これが正しいんだと思っていたのは実は思い込みだったと気付けるようになるんです。自分にくっついた価値観は、実は全て思い込みなんですよね。

そんな急に、全て思い込みだと言われたところで、受け入れ難いかもしれません。

それぞれが歩んできた人生の中で、必要だったからそうなっただけ。ただ、それが元で自分を苦しめてしまうこともたくさんあります。
他人も傷つけてしまうこともあるように、たくさん、自分のことも傷つけてしまいました。

そのことを他人は教えてくれます。
「そうじゃないよ。そう思っていたら苦しいよ」って。そう思えた時に初めて、その人のことも、自分のことも、そのままでいいんだと許せるようになり、手放して許していけるようになります。
今よりももっと魅力的な人間になれるのです。

水滴

私はまだまだ人を見下したり、判断してしまい落ち込んだりするのですが、そんな時は、「どっちもいいね」とノートの時のように言える自分を思い出すようにしています。

こんなふうに自分を客観的にみることは、マインドフルネスな生き方をしているとだんだんと身につけることができるようになります。

隙間時間にマインドフルネス  

日頃から、五感を使ってみる習慣をつけるだけでマインドフルネスな生き方は、簡単に身につけることができます。

マインドフルネスイーティング

例えば、食事をしている時。

携帯やテレビを見ながら食べている人は、一旦手を止めて、食べることに集中してみましょう。匂い、形、温度などを感じながら口に含む。そうやって、だんだんと形がなくなっていく様子を観察しながら飲み込むまでの過程を味わってみましょう。

そうすると、体が何を求めているのかがだんだんとわかるようになっていきます。

食事

マインドフルネスウォーキング

例えば、歩いている時。

足の裏の感覚、地面に着地する瞬間の感覚。自分の体重が今どこにかかっているのかを観察するなど、動きの全てに集中してみましょう。

そうやって思い出した時にでも五感を使って体に意識を集中させて生活してみると、いかに自分が無意識で動いていたのかがわかります。そして、今までとはまた違った自分が見えてきます。

ランニング

食べることも、歩くことも、価値観も同じ。あなたの中にある思い込みに気づいたとき、あなたの中の価値観が緩み、次第に消えてなくなっていきます。その時、あなたは本当に自分を許し始めるでしょう。

他人を許すトレーニング  

私が今働いている職場の後輩の女の子が、何度も何度も同じことを繰り返し私に聞いてきて、次第に「自分で考えて!」と言いたくなるほど怒りが溜まり、イライラしてしまいます。
その後輩が、別のスタッフと和気あいあいとおしゃべりをして、手が止まっている状況を見ると、ついつい「真面目に仕事をしろよ。お客さんが近くにいるのに。」と頭の中でその子に対してのイライラが次から次へと浮かんできていました。

「どうして私と同じくらい仕事できないの?」
「私と同じ給料だなんて許せない。給料泥棒や!」

そう思った瞬間、はっとしました。
(この言葉、過去に言われたことがある。)

気づいた瞬間、申し訳なさでいっぱいになりました。散々迷惑かけてきた人たちを思い浮かべて、「こんな気持ちにさせてしまってたんだ。本当にごめんなさい。大変な思いをしながら、私を育ててくれてたんだ」と衝撃が走りました。

その当時は、「うるさいし、怖い先輩だなぁ。」としか思わず、感謝の”か”の字も知らなかった私が、今ようやくその方々と同じ”教える立場”になった瞬間、その苦労が一気に理解できたようなそんな気持ちになりました。

自分も通ってきた道。最初はできなくて当たり前。最初からできて当たり前だと思っていた私の考えが間違っていたんだなぁと感じる出来事でした。

握手

その瞬間、私の中で「仕事ができない自分が許せない!」と思っていた思い込みもすこーし緩んだ気がしました。

他人を許すことで、自分自身への厳しさもゆるめていくことができ、とても楽になりました。

ひとりで実践するのが難しい時は

マインドフルネスな日常を習慣にする例を書いてはみたものの、いざ1人でやろうとすると、続かないのが現状です。そこでそんな人のためにあるのが、早朝瞑想LABOです。
その名の通り、毎朝5時からオンラインで顔も声も出さずに参加できます。

毎日違う講師陣による誘導瞑想が行われていて、いろいろなマインドフルネスを一緒に体験することができます。

あなたが自分や他人を許すことで、人生をさらに豊かにし、日々の幸せを感じながら今ここに集中する生き方を楽しんでいける様、一緒に実践して習慣化させていきましょう。

ぜひ体験してみてください。

早朝瞑想LABO認定講師
1988年生まれ。和歌山県在住。
何もない自分が嫌で、いろいろ手を出してみるが、すぐに飽きる。
その中で唯一続けているのが今の毎朝の瞑想。
基本出不精だが、一度旅に出ると長期間行ったりする。
住むように旅をするのが好き。
魚介を見るのが好きで、ついつい釣り人を見ると話しかけたり、市場に行くといらないものまで買ってしまうのがたまにキズ。
自然に囲まれた和歌山県でゆるーく農業を手伝いつつ、家族+猫2匹と暮らす。
早朝瞑想LABO
2020年1月設立。
「早起き×瞑想でパフォーマンスアップを」というコンセプトで毎朝5時から瞑想を実践するオンラインコミュニティー。

様々なチャレンジ企画があり早起きや瞑想の継続が苦手な方も自然と続く仕組みが早朝瞑想LABOの特徴。

中でも「早起き×瞑想7日間チャレンジ」はこれまで700名以上の方が参加し、これを機に数ヶ月〜数年早起きと瞑想が続く方が続出している。

尖ったイメージのコミュニティーではあるが、参加してみるとハートフルで居心地のよい場所であるとの声多数。
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