毎朝５時から早朝瞑想をしているオンラインコミュ二ティー「早朝瞑想LABO」認定講師のグレイトフル絵美こと堂野前絵美です。

集中力を保つのは至難の業？

一日にスマホを触っている時間はどのくらいあるでしょうか。
無意識に手がスマホに伸びて、いつの間にかかなりの時間が経っている経験は誰でもあると思います。

これはスマホの通知機能によって、知らず知らずのうちに脳にドーパミン物質が分泌され、瞬時に反応してしまうことで起きます。
一日何度もこの経験をしていると無意識に脳が疲れてしまいます。

ある企業の研究によると、現代人の集中できる時間は８秒とのこと。。
一瞬一瞬、多くの情報にさらされ、より速くアクセスすることが習慣となり、目の前のことに集中する力を奪われているといってもよいでしょう。

注意が散漫な状態が常になると、会話の途中でも違う事を考え始めたり、一度にあれもこれもと手を出したくなったり、やりたい事が何だったのかわからなくなるという事態に。
予定通りにことが進まず、結果を見て自分を責め、セルフイメージも下がる原因となりかねません。

マルチタスクよりシングルタスク

私たちは普段、頭の中で無意識に過去の事や未来の事を考えています。
やがて思考の連鎖が広がり、どっぷりと飲み込まれてしまっている状態になります。
これが、意味もなくモヤモヤする原因のひとつです。

あれもこれも、と考えているうちに頭の中が忙しくなり、心に余裕がなくなってきます。
カラカラに渇き切っていても気付かず、何かスッキリしない状態が続くのです。

原因もわからないまま、「こんな自分に嫌気を感じる。負のループにはまってしまう……」と不安になっては何か外側に自分を満たしてくれるものを追い求めて、心の平穏を失っていきます。

また、人は同時に作業を進めていくマルチタスクが本来苦手と言われています。
一見うまくこなしているように見えても、作業効率は下がっていることがほとんどです。

私も以前は、仕事や家事に追われる生活の中で、理由のわからないモヤモヤに悩まされていました。
中途半端が苦手で、完璧を求めるがゆえに自分で自分を苦しめ、ペースが乱れてくると周りにもイライラしてしまうことが続きました。

そんな時に出会った瞑想とヨガを通して、外に向いていた意識を自分の内側へと向けていきました。これを続けていくことで、自分の中に余裕と余白が感じられるよう。

そのおかげで「今、優先してやるべきことが何か」を選択できるようになり、忙しい頭の中が整理されてシングルタスクの習慣がついていきました。

瞑想やヨガの驚くべき効果

瞑想は、よく“無”になる必要があるように語られますが、それが目的ではありません。
静かに座って自分を観察し、浮かんでくる思考や移り変わる感情に気づくことが先決です。

いつも何かに向かってがんばる人ほど、静かに座って何もしない時間を作ってみると、気づくことがあるでしょう。はじめは何も感じなくても、続けていくと頭の中の止まらないお喋りに気づいたり、意識を自分に向けられるようになっていきます。

私が瞑想やヨガを始める前は、朝も忙しく自分に意識を向ける事もなく、ただ一生懸命に動き回っていました。知らず知らずのうちに心に余裕がなくなり、人をジャッジしたり、人の評価を気にするようになっていました。

それが、早起きをして瞑想とヨガをする時間を作ることで自律神経が整い、一日気分よく過ごせるようになりました。
心に余裕ができると、不思議なことに目の前の物事は変わらないのに、感謝できるようになり、幸福度が上がっていることを実感しました。

コントロールできない人の評価や、人の頭の中を想像することで自分を追いつめることが減って、自分らしく好きな事に夢中になって日々を楽しめるように。

深呼吸をして、リラックスする感覚を大切にする時間を重ねていくと、日中も物事を俯瞰して見ることができるようになり、外からの刺激に無意識に反応している自分に気づき、本当はどうしたいのか選択できるようになります。

この繰り返しが自分らしい人生を作っていくのだと感じています。

ルーティン化する方法

誰しも、一人で取り組もうとしてもなかなか継続する事が難しいものです。
朝から同じ目的を持って人と繋がることで、早起きや瞑想のモチベーションも続きます。

早朝瞑想LABOには、お互いを高めあうマインドフルなメンバーが365日集まっています。
朝５時から20分間、一緒に瞑想をするだけで一日の集中力と幸福度が上がっていくという感想を多数いただいています。

なんとなくのモヤモヤや不安を手放し、自分らしい人生に挑戦していきませんか。
４月限定で、7日間の早朝瞑想体験が100円でできます。
顔も声も出さずに、パジャマのままでOKですので気軽に参加されてみてください。
どんな変化があるか、楽しみにしていてくださいね！