忙しく過ぎていく毎日、ほっと一息つける時間はありますか。
エンジン全開状態で走りっぱなしだと、からだだけでなく心もだんだんと疲れてきます。
心が疲れてくると、やる気がなくなってきたり、からだにも不調があらわれることも。
秋は、夏の疲れがたまりがち、そして乾燥による不調もあらわれます。
今回紹介するブレンドティーは、忙しくても作れる、とても簡単な秋におすすめのお茶です。
1日の中で、ほんの一瞬でも良いのでゆったりとしたお茶時間を作ってみませんか。
秋は、からだも心もお疲れの季節
秋は空気が乾燥してくる季節です。
皮膚やのどが乾燥したり、腸が乾燥して便秘になることもあります。
また、だんだんと寒くなり、風邪をひきやすくなったり、夜が長く気分が沈みがちになったりします。
これからの季節は、からだを冷やさず、徐々に寒さに慣れていきましょう。
朝晩と日中の気温差で体調を崩しがちです。
急に厚着にならずに、脱ぎ着ができる服装で調整するようにしましょう。
乾燥には、白い食材や旬のくだものがおすすめです。
白きくらげ、れんこん、白ごま、豆腐、はちみつ、だいこん、ぶどう、りんごなどは、からだを潤し、水分を保ってくれます。
また、夏のお疲れモードが抜けきれないときには、滋養強壮効果のあるものを摂りましょう。
なつめや山芋がこの時期にはおすすめです。
ドライフルーツや薬膳食材を入れるだけの簡単ブレンドティー
材料(ティーカップ1杯分)
①ドライフルーツ×紅茶のブレンドティー
- 紅茶(お好みの紅茶)…3gまたはティーバッグ1個
- ドライりんご…適量
- ドライみかん…適量
- ミルクやお砂糖はお好みで
②薬膳食材×ほうじ茶のブレンドティー
- ほうじ茶…3gまたはティーバッグ1個
- なつめ(乾燥)…適量
- クコの実…適量
ブレンドティーの淹れ方
お茶の材料をすべてティーカップやティーポットに入れ、200~300mlの熱湯を入れ、お好のみの濃さになったら、茶葉やティーバッグを取り出します。
ドライフルーツや薬膳食材は取り出さず、お茶を飲み終わったらぜひ捨てずに食べてくださいね。
紅茶やほうじ茶は、からだを温めるお茶
紅茶やほうじ茶は、お茶の中でもからだを温めるお茶です。
これからの季節や、冷え性の方は普段のお茶にいかがでしょうか。
ほうじ茶や紅茶をベースとして体調に合った生薬などをブレンドする薬膳茶は、手軽にできますので、ぜひお試しください。
果物を食べて秋を元気に過ごしましょう
りんごには、からだや口の渇きを潤す効果がありますので、これからの季節におすすめの果物です。
ただし、からだを冷やしてしまうので、からだを温めるものと一緒に食べるか、加熱するようにしましょう。
りんごとシナモンの組み合わせは、秋冬にぴったりの組み合わせです。
みかんはビタミンCがたっぷりと含まれており、免疫力をアップさせ、風邪の予防に効果的です。
また、気の巡りを良くするので、気分が沈んだ時に食べると良いでしょう。
クコの実やなつめなどの薬膳食材を日常使いに!
クコの実やなつめは滋養強壮効果があり、夏の疲れがたまりやすい今の季節にはぜひ食べてほしい食材です。
お茶に浮かべてみたり、スープに入れてみたり、そのままおやつ代わりに食べたり、気軽に日々の生活に取り入れてみてください。
アレンジのポイント
- ベースのお茶は、番茶やルイボスティーもおすすめです。
緑茶やジャスミン茶(ジャスミンの花のお茶はからだを温めます)はからだを冷やすので、夏のブレンドに最適です。 - ドライフルーツは、いちじくもおすすめです。
なるべくお砂糖のついていないドライフルーツを選んでいただき、甘さが欲しい場合は、お砂糖やはちみつをお好みで加えてください。
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