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私のごきげんな毎日

快適な睡眠と疲れをサポートする秋の薬膳スムージー

ハーブ・漢方生活はじめてみませんか

台風や地震など、自然の怖さをあらためて考えさせられた今年の夏。そんな夏も終わり、とても過ごしやすくなりましたね。

エアコンをつけなくても、快適に眠ることができる幸せを味わえるこの季節。
しかし、現代社会を忙しく生きる大人女子は、ストレスや日中の疲労で、快適な睡眠が十分に得られていないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、薬膳の考えから安眠や疲労回復に良いと言われている果物や野菜、生薬などを使って作る、秋の簡単スムージーを紹介します。

心もからだもリラックスして、平成最後の秋を思う存分楽しみましょう。

眠るってどういうこと?

 

私たち人間は、人生の約1/3を睡眠に費やしています。
実は睡眠は、からだと脳を休ませる一番良い方法です。

さらに、眠っている間に分泌される、成長ホルモンやメラトニン(体内時計を司る)、コルチゾール(抗ストレス)などのホルモンは、健康の維持や増進、免疫力のアップなどに大きく関わっているのです。

睡眠はただ疲れたからだを休ませるだけでなく、私たちが生きていく上で大切な生命活動であり、睡眠をないがしろにすると、健康を損ねることにも繋がります。

寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚めるなど、睡眠に対して不満を抱えている人は案外と多いものです。
不眠は、自律神経のバランスが崩れることが一つの原因になっています。

睡眠は、夜に副交感神経が優位になることで、リラックスし自然と眠りにつくことができます。
しかし、日中にストレスや過度な疲労が溜まり、夜になっても交感神経が優位なままの状態が続くと、いつまで経っても眠れなかったり、睡眠が浅くなったりします。

せわしなく進んでいく時間に追われる私たちの生活には、不眠の原因がたくさんあり、また疲れを癒やしてくれる睡眠が十分にとれないことで起こる、慢性的な疲労も問題となっています。

快適な睡眠のための3つのポイント

 

まずは、日頃の生活習慣を見直してみましょう。
とはいっても、今の生活そのものを変えることはかなり難しい!ので、できることから少しずつ始めてみてください。 

規則正しい生活習慣をこころがける

まずは、食事の時間を決めて3食きちんと食べてみましょう。
それだけでも、生活にめりはりが出て、自律神経のバランスも自然と良い方向に改善されていきます。

夜遅くのスマホやテレビはなるべく避ける

これは私もなかなかできないことなのですが、寝る前のスマホの長時間の利用やテレビは、できるだけ避けるようにしましょう。
なんとなくの“ながら使い”だけでもやめる努力を!(と、自分にも言い聞かせてみる!)

毎日の入浴をこころがける

睡眠は、体温が下がっていくことでうながされます。
寝る前に入浴することによって、一度体温を上げ、寝る時間に体温が下がりやすくすることで、眠りに入りやすくなります。

もちろん入浴は、疲労の回復や自律神経を整えることにも良いので、できるだけ湯船につかる習慣を作りましょう。

快適な睡眠をサポートする薬膳スムージー

リラックスや疲労の回復には、ハーブティーやアロマテラピーなどもとても良い方法の一つです。さらに、快適な睡眠をサポートする方法として、今回は簡単に作れる薬膳スムージーを紹介します。
さらに、快適な睡眠をサポートする方法として、今回は簡単に作れる薬膳スムージーを紹介します。

紹介しているレシピでは、睡眠や疲労回復に良い食材を使っていますが、普段不足しがちな栄養素の補給やその時々の体調などで、自分にあったスムージーにアレンジすることもできます。

朝に時間や食欲がないときや、おやつの代わりに取り入れたり、自分の生活サイクルや体調に合わせて楽しんでみてください。

そして、続けるコツとして、スーパーで簡単に手に入る材料で作ってくださいね。普段目にする野菜や果物も、立派な薬膳食材です。

また、秋の食材を主に使っていますが、季節によって旬の食材を使うこともできます。秋以外の季節のスムージーも、本コラムで今後紹介できたらと思っています。

安眠と癒しのスムージー

 

りんご1/4個
春菊15g
セロリ10g
いちじく小1個
ブルーベリー10g
レモン汁小1/2
ラベンダーティー70cc

イライラや不眠に良いと言われている春菊やセロリ、潤い効果があると言われているいちじく、目の疲れにはブルーベリー、不安や不眠に良いラベンダーティー。そして、りんごは「一日一個で医者いらず」とも言われているほど機能性の高い果物で、不安やあせりを和らげると言われています。スムージーの味の調整にも使えますので、毎日取り入れたい果物の一つです。

ラベンダーティーはドライのラベンダーに熱湯を注いで、冷ましておいたものを使っています。
セロリの香りが苦手という方は量を加減してくださいね。

スムージーは何が正解というのはないので、その時自分が飲みたいというものを入れてみても良いですよ。自分が欲しているものは、からだが欲しているということです。(=からだがその時必要としているもの)からだに一度聞いてみるのも一つの方法です。

からだと目の疲れを癒すスムージー

 

ぶどう6粒
1/4個
れんこん20g
りんご1/8個
クコの実10粒
豆乳70cc

疲労回復が期待できる秋の味覚のぶどう、疲れ目や老化防止に良いといわれているクコの実をベースに、乾燥しがちな秋のからだを潤す効果のある梨、れんこん、豆乳をミックスした薬膳スムージーです。

れんこんとクコの実はやや固いので、気になる方は細かく切るか、クコの実は水に浸してふやかしてからお使いください。 水分量は、お好みで加減してください。さらさらしている方が良い方は、少し水分量を多めにしてみてくださいね。

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