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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

ひと手間かけた鶏団子汁とおいしい山菜おこわで週末ごはん

週末ごはん平日晩ごはん1度で2度美味しい!

一時、常備菜に凝りまくったことがあります。今思うと、なぜあんなに常備菜に固執したのかと思うほど(笑)
困った時の常備菜ではあるのですが、なぜあまり作らなくなったかと言うと、家族に不評だったに他なりません。
「何回食べたらいいの?」と言う毎度同じ感が不評の原因だったのでしょうね。

そして、常備菜は作るよりも食べきる方が大変と気づいたからです。

鶏団子汁と山菜おこわ

今でも全く作らないわけではないですが、わざわざその為の時間はとらなくなりました。
作り置きしておいた方がおいしいものを、1回の手間で2回分と少し多めに作ります。

先月も書きましたが、いつの頃からか「あー…こんなものがあったらめんどくさくないんだけれどなー」と言うものを集中的に作るようになりました。

おうちで作る本格的鶏団子

つぶしたり、すりつぶしたお魚やお肉を小さく丸めることを、「 丸(がん)にとる」と言います。
肉団子の歯ごたえをよくするために、今回は一手間加えてみましょう!
普段の鶏団子がとても美味しくなりましす。

今回の休日ご飯は山菜を炊き込んだ「山菜おこわ」に、そのおいしい鶏団子を入れたお吸い物です。
どちらが本命かわからないようなメニューですが、秋の休日…おいしい炊きおこわも楽しんで作ってみてくださいね。

鶏団子の素

鶏団子の素

材料と分量(作りやすい分量)

  • 鶏ももひき肉・・・400g
  • 片栗粉・・・大さじ1
  • 酒・・・大さじ1
  • 塩・・・小さじ1/4

作り方

  1. 鍋に水を入れてひき肉の半量を入れ、かき混ぜて火にかけ、火が通ったらざるに上げてさます。
    (熱々の中に入れるとお肉がかたまったまま煮えてしまいます。)
  2. ボウルに①のお肉と、残りの生のお肉を入れて、片栗粉、塩、酒を入れてよくこねる。
    (半分は生で、茹でてある半分の食感がプチプチとするのでオススメです)
  3. 2等分にして、半分は8~10個に丸めて茹でる。残りのお肉は小判型に成型して冷凍します。

ていねいだけれどかんたん!週末ごはんの献立

鶏団子汁と山菜おこわ
  • 山菜おこわ
  • 鶏団子汁
  • かぶの即席漬け

週末はちょっとだけ手をかけてみましょう。
山菜おこわは、お弁当にもぴったり!これからの時期は秋の行楽にもオススメですね。

鶏団子汁は、お好みの美味しいお出汁で作ってみてください。
お野菜は海水漬けを作っておけばOKです!海水漬けは、本当に便利で季節の美味しいお野菜で色々作ってみてくださいね。

山菜おこわ

山菜おこわ

材料と分量(作りやすい分量)

  • もち米・・・2・5合
  • 米・・・0・5合
  • 山菜の水煮(ミックスされているもの)・・・200g
  • 油揚げ・・・1枚g

A

  • だし・・・大さじ2
  • 酒・・・大さじ2
  • 醤油・・・大さじ1・1/2
  • 砂糖・・・大さじ1

B

  • だし汁・・・3合分弱
  • 酒・・・大さじ2
  • 醤油・・・大さじ1
  • 塩・・・小さじ1/2

作り方

  1. もち米と、お米を一緒にとぎ、10分程水につけざるに上げておく。
  2. Aの調味料で、山菜の水煮と細切りにした油揚げを煮る。
  3. 炊飯器に①のお米と②を入れてBで炊く。
  4. 炊き上がったらさっくりと混ぜてどうぞ。

鶏団子汁

鶏団子汁

材料と分量(2人分)

  • おいしいお出汁・・・2カップ
  • 鶏団子・・・6個
  • 三つ葉・・・適宜

作り方

  1. お出汁の中に鶏団子を入れて温める。
  2. 器に盛り刻んだ三つ葉をトッピングする。

かぶの即席漬け

かぶの即席漬け

海水漬けの中からかぶと、葉っぱを細かく切って混ぜ合わせる。

海水漬けの作り方はこちらから

次回更新の平日晩ごはんは「鶏団子の素」の残り半分を作って作る“つくね丼”をご紹介!
とっても美味しいのでお楽しみに。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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