CheRish創刊6年目突入…おめでとうございます。
私のCheRishでの連載も6年目を迎えました。
先月までは「体がよろこぶおいしいご飯」をお届けしていましたが、今月からは、新連載「週末ごはん平日晩ごはん1度で2度美味しい!」をお届けします。
毎日忙しい大人女子のみなさんですが、なるべく食事は健康のためにも経済的にも手作りしたい!と思っている方が多いのではないでしょうか?
でも、献立を決めて、いざ料理!となると、時間もかかるし、なかなかハードルが高いですよね。
この連載では、週末にちょっと仕込んでおくだけで、平日の夜でもかんたんでおいしい晩ごはんが作れるテクニックとレシピをお伝えします。
ご紹介するレシピはどれも20分以内で作れるので、ぜひ忙しい方ほどチャレンジしてください。
忙しいみなさんの少しでもお役に立てるように、私自身も楽しみながら長年の主婦歴で養ったテクニックをお伝えしていくので、どうぞよろしくお願いいたします。
毎月第1週は、週末のテクニックとレシピを、第3週は平日晩ごはんのレシピと時短テクニックをお伝えします!
色とりどりベース菜「野菜の海水漬け」
さて、忙しい毎日。主菜となる、お肉やお魚は焼いても、炒めても何とか食べられますが、ハタと気づいたら「お野菜が何もなかった!」なんてことはありませんか?
今月はお野菜不足になりやすい方、野菜料理がマンネリと言う方に強い味方。
最近のわたしのイチオシベース菜「野菜の海水漬け」と、そのアレンジをお届けします。
野菜の海水漬け
材料と分量(作りやすい分量)
- 水・・・500cc
- 塩・・・大さじ1
- 昆布(5cm角)・・・2枚
- 野菜(きゅうり、大根、みょうが、にんじん、ラディッシュなど)・・・500g(あわせて)
作り方
- 深めのタッパーなどに、水を入れ塩と昆布を入れて塩水を作る
- 1の塩水に500gの野菜(お漬物にしておいしいもの)を漬け込んで冷蔵庫で一晩置く
※今回は、きゅうり、なす、にんじん、みょうが、かぶ、ラディッシュを漬けました
「野菜の海水漬け」は野菜に旨味を含ませ、どんどんアレンジの幅が広がっている途上です。私の中でもどんどんレシピが広がっています。
私はお野菜1キロ分を作るようにしているので、レシピの分量を倍にします。
ただ、長く漬け込むとお漬物特有の酸味が出てくるので、4・5日で食べきれる分量で作ってください。一番おいしくいただけます。
あると便利!
ベース菜(さい)とは?
いろいろなおかずの基(もと)(ベース)となるもの。これをベースに色々なお料理に展開していきます。時間のない時、あと一品ほしい時にとても重宝します。
NHKの「あさイチ」で命名されました。
休日ごはんの献立
- かやく寿司
- 夏の豚汁
- 焼き芋のバター焼き
海水漬けの中から彩りの良いお野菜を取り出して小さくさいの目に切って酢飯に混ぜた「野菜のかやく寿司」は、見た目もかわいらしく、味はさっぱりしていて、夏にはオススメの1品です。
野菜はたっぷりとれましたが、タンパク質のものが何もないので2016年6月にご紹介した「夏の豚汁」を添えましょう。
さらに、少しほっこりとする甘い味のおかずを添えると、バランス的にも見た目にもとても良いお献立になります。
今日の甘いおかず、実はスーパーで買ってきた焼き芋をバターでさっと焼きました。時間のある方はさつま芋の甘煮や、煮豆などを作っても良いでしょう。
野菜かやく寿司
材料と分量(2人分)
米・・・2合
甘酢※作り方別途・・・大さじ2
野菜の海水漬け・・・合わせて200g
・なす
・きゅうり
・みょうが
・ラディッシュ
ごぼうの醤油漬け・・・適宜
白ごま・・・小さじ2
作り方
- 米は少し硬めに炊く
- ご飯が熱いうちに甘酢を回しかけて酢飯を作る
- 海水漬けの野菜は約7㎜の角切りにして、1のご飯にさっくりと混ぜ合わせる
- お皿に盛り付け、上から白ごまを振りかける
時間がある時に作っておくと便利な甘酢
材料と分量(作りやすい分量)
- 酢・・・1カップ
- 砂糖・・・大さじ5
- 塩・・・大さじ1
- うまみ調味料※お好みで・・・少々
作り方
- 材料を全て瓶に入れる 混ぜ合わせて完成! ※保存は冷蔵庫で
次回は、平日晩ごはんにオススメ!海水漬けを使った、あっという間に簡単に作れて美味しいパスタをご紹介します!