6月に入りました。
既に5月から全国的に真夏日が記録されていますが、今年の夏はいったいどんな夏になるのでしょうね?
6月の別名、水無月の由来についてです。
水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説が有力である。神無月の「無」が「の」であり、「神の月」であるということと同じである。田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説もある。
ウィキペディアより
英語名ではJuneという。ローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られた。ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれる。
ふむふむ……Juneはすてきですね。
さて、皆さんは、大根やかぶについている葉っぱをどうされていますか?
サッと湯がいてご飯に混ぜるだけで、栄養満点の見た目もまさに新緑のように爽やかなご飯になるってご存知でしたか?
梅雨入りを控えて、食卓だけはせめて爽やかにと今日は菜飯と簡単に作れる夏の豚汁をご紹介しましょう。
菜飯
材料と分量(2人分)
米…2合
水…炊飯器の分量の水加減
昆布…5㎝角1枚
塩…小さじ1/2
大根葉…2/3カップ(刻んだもの)
塩…適宜
※カブの葉で作っても美味しいです
作り方
- 大根葉は大きな葉は堅いので取り除き、茎や柔らかい葉のところをさっと茹でて、細かく刻みむ
- 塩一つまみをまぶす
- 米を研ぎ、分量の水・昆布・塩を入れて炊き上げる
- ③に②をさっくりと混ぜ合わせる
夏の豚汁
材料と分量(2人分)
豚ばら肉…2枚
だし汁…2カップ
味噌…大さじ1~2
みょうが…2個
作り方
- 肉は1㎝の幅に切り、みょうがは小口切りにする
- だし汁に肉を入れて沸騰したら味噌を入れる
- お碗によそい、みょうがをトッピング
栄養の宝庫!大根葉
この頃は切り落とされて売られていることの多い大根の葉ですが、又、ついつい捨ててしまいがちな大根の葉ですが、この大根の葉が素晴らしい栄養の宝庫だったことをご存知ですか?
大根の葉は『緑黄色野菜』に分類されますが、βカロテン・ビタミンC・ビタミンK、葉酸といったビタミンや、カルシウム、カリウムなどのミネラルを多量に含んでいます。
胃腸の働きを整え、便秘解消・冷えや、余分なものを排出して健康や美肌に効果があります。
カルシウムの量も小松菜に匹敵するほどで、 最も身近な青菜でもある「ほうれん草」と比べるとビタミンCは約5,5倍、鉄分は約1,5倍、カルシウムは約5.3倍も含んでいます。
大根葉には、非ヘム鉄と、鉄分の吸収を助けるビタミンCが豊富に含まれるため、効率よく鉄分を吸収できます。つかれやすい、立ちくらみがする、動悸・息切れなど貧血症状のある方には、鉄分が豊富な大根の葉をお勧めします。
大根葉を敬遠する理由の一つは大きくなった葉のごわごわした感じと、葉の持つ独特な感じ……青汁の風味でしょう。外葉の大きくなったものは堅いですから、中の方の触ってもごわごわしてないものから使うと良いでしょう。