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ひんやり爽やかなハーブ“ミント”で暑い夏も快適に!

ハーブ・漢方生活はじめてみませんか

まだまだ7月の始めですが、すっかり夏モードに突入。こんなに暑いと気を付けていても熱中症になったり、体調を崩してしまいそうですね。
 
こんな暑い季節の救世主ハーブが、爽やかな香りが人気のミントです。
ミントという言葉を聞いただけで、少し涼しくなった様な気がしませんか!?

もちろんミントには冷却効果もありますが、他にもおすすめの良いことが目白押しなんです!
ぜひこの夏はミントを活用して、快適な夏を過ごしてみませんか。

ミントってどんなハーブ?

ミントってどんなハーブ?

ミントは、シソ科の多年草で、大きくペパーミント系とスペアミント系に分けられます。

ペパーミントは、香りが強く、薬効などがとても豊富で、お菓子などにも使われます。ペパーミントの主な精油成分はメントールで、この成分が私たちの体にとても良い働きをしてくれます。

スペアミントは、ペパーミントと比べると香りがそれほど強くなく、主な精油成分はカルボンという成分で、メントールはほとんど含まれていません。

ハッカは、ジャパニーズミントと呼ばれ、ペパーミントよりも香りが強いのが特徴です。

ミントって、体にどんな良いことがあるの?

ペパーミントはとても古い時代から、食べ過ぎ、食欲不振、二日酔い、胃痛などに使われてきました。
最近では、メントールが鼓腸(お腹にガスが溜まって、ゴロゴロしている状態)や過敏性腸症候群(便秘と下痢を繰り返す)にも良いとの研究成果も報告されています。

また、胃腸の働きを良くすることから、消化促進、便秘や下痢の改善、乗り物酔いやつわりなどの吐き気、頭痛にも良いと言われています。

その他に、冷却作用や、消炎鎮痛作用(のどや鼻の粘膜にも良い)、抗菌、抗ウィルス作用もあります。

ペパーミントの香りは、リフレッシュ効果(やる気アップ)や眠気の改善、また少量で弱い香りを嗅ぐと、リラックス作用もあると言われています。

スペアミントの主成分であるカルボンは、痰の切れを良くしたり、気持ちをリラックスさせる作用があります。

ミントの活用方法

ミントのお茶

ミントのハーブティーは、飲んだことあるよという方も多いのではないでしょうか。

日本の蒸し暑い夏に特におすすめしたいのは、ミントティーと緑茶のブレンドです。
緑茶は、体を適度に冷やす効果があるので、夏にはぴったり。
フレッシュのミント(ドライでも可)と緑茶にお湯を注いで出来上がり。
冷やして飲むと美味しいです。夏でも冷えが気になる方は、ホットか常温で飲みましょう。
  
モロッコでは中国緑茶とミントのブレンドティーに砂糖を加えたものが習慣的に飲まれています。
また、ドイツでは、ペパーミント67%、ジャーマンカモミール83%の割合のブレンドティーが小児の胃の不調に用いられています。

ミントウォーター、ミント氷

ミネラルウォーターにフレッシュミントを数枚入れておくだけで、ミントの清涼感が美味しいミントウォーターの出来上がり。

製氷皿にフレッシュミントを数枚ずつ入れて作るミント氷もおすすめです。見た目にも涼しく、氷が溶けていくにつれてミントの香りがほのかに感じられ、おもてなしにもぜひ使ってみてください。

ペパーミント精油のおしぼり

ちょっとした来客や、とても暑い日の熱中症対策としておすすめなのが、ペパーミント精油で簡単にできるおしぼりです。

ボールなどに水を入れて、ペパーミント精油を1~2滴入れ、おしぼりを浸して絞るだけ。清涼感はもちろんのこと、抗菌作用も期待できます。

ペパーミント精油は刺激が強いので、小さいお子様の使用はできるだけ避けてください。

ミントのリース

ミントは、ベランダなどでも簡単に栽培することができるハーブです。むしろ繁殖力が強く、他のハーブとの寄せ植えはあまりおすすめできません。

ミントを家庭で栽培すると、ハーブティーはもちろん、ちょっとした料理やお菓子などにも使えて、とても便利!
家庭で栽培できるミントの種類はとても豊富ですので、自分好みの香りや味のものを選ぶ楽しみもありますね。
メントールの効能を期待する場合は、ペパーミント系のものを選んでください。

ミントは、どんどんと生長するので、大きくなって葉が硬くなってしまったものは、リースにするとかわいいですよ。
くるっと丸めて麻ひもやワイヤーなどで止めるだけ。見た目にも涼しげで、夏にはぴったりのハーブクラフトです。

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