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【ワークスタイル】どんな女性にも、ネイルのおしゃれを楽しんでほしい 前島由美さん(JUMII TOKYO代表)

大人女子のおしごと事情

どんな女性にも、ネイルのおしゃれを楽しんでほしい 前島由美さん(JUMII TOKYO代表)

楽器を弾くから、爪は短く切っているし、家事でどうせはがれるし、とこれまであまり手のおしゃれをしてこなかった私ですが、このたびJUMII TOKYOのマニキュアを塗ってみたら、自分の手がびっくりするくらいキラっとしました。「女性はみんな忙しい。でも、だからこそいつも目に入る爪をきれいにして、毎日を楽しく過ごしてもらえれば」というJUMII TOKYO代表取締役の前島由美さんにお話を伺いました。

一本のマニキュアに、元気をもらって

――JUMII TOKYOというブランドを立ち上げ、代表をなさっています。昨年12月に新色のマニキュアを7色が先行発売されました。開発されたきっかけは?
私自身、子どもを産むまでは、定期的にネイルサロンに通って、ジェルネイルをしていたんですね。でも6年前に息子が生まれてからは、サロンの往復と施術、合わせて3時間を捻出するのは無理になりました。母親って、びっくりするほど自分にかける時間もお金もないんだと実感。そんな時にドラッグストアで1本のマニキュアを買って久しぶりに塗ってみたら、すごく元気をもらえたんです。毎日目に入る手をきれいにするだけで、こんなに気分が上がるんだと思い、私みたいに自分にかけられる時間が限られていてサロンにも百貨店にもなかなか行けない女性が、バラエティーショップなどの身近なお店で手に入れやすいマニキュアを作りたい、と思ったのが開発のきっかけです。

JUMII TOKYO

今までバラエティショップやドラッグストアに置かれるマニキュアは、わりと若い子向けの色が多かったので、大人の女性も手に取りやすい色をと、ニュアンスカラーを中心に7色を揃えました。大人の女の人が使うものなので、手をきれいに、長く見せてくれる色に、ということを絶対条件にして作りました。

――PRの写真にはモデルさんを起用していますね。ネイルのPRでモデルさんというのはめずらしい気がします。
そうですね。普通はメインビジュアルだけを撮って、あとはチップで、ということが多いかと思います。でもやっぱり、ネイルってファッションの一部だから、全体のバランスの中で見てほしいと思って。チップって、色はわかっても、実際に自分の爪に塗ってみたときの様子がわかりにくいですよね。百貨店ではためし塗りできますが、バラエティーショップはテスターが置きにくいので、だとしたら写真でお伝えしようと。

この写真の衣装は、すべて私の私服なんですよ。こういう雰囲気の服に合わせるとこうなりますよという提案をしたかったので、スタイリングも自分でしました。ネイルってファッションの一部なので、服を着替えるのと同じように、手元も着替えてもらえたらいいなと思います。そのために、1本の量を少なめにし、価格も1200円に抑えました。

フリーライター菅原然子(すがわらのりこ)
大学で数学、大学院で教育社会学を専攻後、月刊『婦人之友』(婦人之友社)、月刊『教員養成セミナー』(時事通信出版局)等の記者・編集者を経て独立。
人物インタビューや教育関連記事を中心に、多分野の記事を書いています。
夫婦+コドモ2人(♀)の4人家族。
趣味はチェロを弾くこと。
動物と、文字と、音楽をこよなく愛するもの書きです。
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