今年の冬はとても暖かく、もう花粉も飛び始めているそうですね。
そろそろ本格的な花粉症シーズンに突入しそうです。
春は風に乗って、花粉だけでなく、さまざまなものが飛んでくる季節。
目や鼻の不調に毎年悩まされている人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな不調を解消してくれるブレンドティーです。
からだにやさしいお茶で、今年は乗り切ってみませんか。
春は「風邪(ふうじゃ)」によって不調があらわれる!
ぽかぽか暖かい気候は嬉しいけれど、この季節になると憂鬱になる人は多いのではないでしょうか。
漢方では、春は「風邪(ふうじゃ)」という邪気によってからだの不調を引き起こします。
「風邪」は、花粉症や肌荒れの原因ともいわれ、風によってさまざまなものを運んできます。
アレルギー症状が出たり、口内炎や肌荒れなども引き起こします。
生活習慣では、からだを冷やさず温かいものを食べたり飲んだり、旬のお野菜を食べたりして、胃腸の調子を整えることを意識してみてください。
春におすすめのお茶
花粉症やアレルギーの症状がひどい場合には、お薬を飲んだりすることが必要ですが、お薬と併用したり、症状が軽い人は、お茶を毎日の習慣に取り入れることをおすすめします。
これからの季節におすすめしたいお茶は、菊花、クコの実、べにふうきです。
目の不快感やアレルギーの症状をいずれも緩和してくれます。
【菊花】
「風邪(ふうじゃ)」による花粉症や頭痛など、春はからだの上部に不調があらわれやすい季節です。
そんな不調を解消してくれるのが、菊花です。
疲れ目や目の充血などの目のトラブルを良くしてくれる菊花。
菊花を乾燥させた菊花茶は、これからの季節のおすすめのお茶です。
香りには安眠作用もありますので、いれたてのお茶の香りをかいでから飲んでみてください。
※キク科アレルギーの方は、飲用をなるべく控えるようにしてください。
【クコの実】
ゴジベリーとしてもおなじみのクコの実。
疲れ目や目のトラブルに良いとされています。
滋養強壮にも良いクコの実は、エイジングケアにもおすすめ。
お茶だけでなく、お料理(スープや炒め物、デザートなど)にも幅広く使えます。
【べにふうき】
べにふうきには「メチル化カテキン」というカテキンの一種が豊富に含まれており、この「メチル化カテキン」がアレルギー症状を緩和してくれます。
もともと紅茶用に開発されたお茶なので、緑茶の味の中にほんのりと紅茶のような渋みと香りを感じます。
そのまま飲んでも美味しく、またブレンドティーのベースとしてもお使いいただけます。
春のブレンドティーレシピ
菊花と相性の良い緑茶をベースとしたブレンドティーにしました。
からだを冷やすお茶が多いので、ぜひホットで飲んでみてください。
材料(10g分)
- 菊花…2g
- 緑茶…3g
- クコの実…2g
- べにふうき…3g
作り方(ティーカップ1杯分)
材料をよく混ぜ、約2~3gをティーポットやお茶パックに入れ、熱湯150~200mlを注ぎ、約3~5分蒸らしてください。
お湯の量や、蒸らし時間はお好みで調整してください。
知りたいブレンドティーレシピありませんか?
こんな症状に効果的なブレンドティーってないかな…
自分の体調に合わせてブレンドティーを作ってみたいな…
そんな希望をCHIAKIさんに相談してみませんか?
※お預かりしたご要望はCheRish Brun.内でご紹介させていただきます。予めご了承ください。