CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

乾燥の季節にぴったりの手作りハンドバーム

ハーブ・漢方生活はじめてみませんか

2016年がスタートしました!皆さんは、今年こそ何かやってみたいという目標はありますか?私は、今年こそハーブを育てられる自分だけの場所を手に入れたいと思っています。
貸し農園?!まさかの畑購入?!なんて事を考えているだけでも、ドキドキワクワク。
さて今回は、冬も本番、乾燥した季節にぴったりの手作りハンドバームを紹介します。

手作りハンドバーム

ラベンダーのハンドバーム

ハンドバームは、実はとても簡単に、シンプルな材料で作ることができるんですよ。添加物などが入っていないので、お子様やお肌の弱い人にも安心して使っていただけます。

材料

  • 植物油(ホホバ油)…25mL
  • ミツロウ…5g
  • ラベンダー(精油)…5滴
    (お子様がお使いの場合は、精油は少なめにして下さいね)

作り方

ハンドバーム作り方
  1. 植物油とミツロウをビーカー(耐熱性のコップでもOK)に入れます
    植物油5に対して、ミツロウ1が基本の分量です。夏場は、植物油を少し少なめにするなど、季節やお好みに合わせて調整して下さい
  2. 鍋に水を入れて、沸騰させます。その鍋に1のビーカーを入れて湯せんをします。ガラス棒や竹べらでよく混ぜて、ミツロウを溶かします
  3. ミツロウが完全に溶けたら、ビーカーを鍋から出して、かき混ぜ、粗熱が取れたらクリーム用の容器に移し、混ぜながら冷まします(クリーム用の容器は、煮沸するかアルコールなどで消毒しておいて下さい)
  4. 容器のふちが白く固まりだしたら、ラベンダー精油を加えて、さらに混ぜます。完全に固まったら完成。保存料が入っていませんので、3ヶ月程度を目安に使い切って下さい

この方法が、ハンドバームの基本の作り方です。
植物油は、植物油自体に効能があります。ホホバ油は、保湿力に富み、皮脂に似た成分を持ち、肌になじみやすいのが特徴です。その他にも、老化防止やシミ、しわ予防に効果のあるパルミトレイン酸という成分を含むマカデミアナッツ油もよく使われます。
ミツロウは、ミツバチの巣から採取したロウで、ミツバチが巣を作るときに体から分泌します。皮膚をやわらかくし、穏やかな抗菌作用もあります。
お好みの精油を加えることで、香りでリラックス効果も。また精油の持つ効能にも期待できます。ラベンダー精油は、細胞の成長を促し、傷や軽度のやけどを治します。

ドライハーブで作るバーム

精油のかわりに、ドライハーブで作ることもできます。
植物油にドライハーブを漬け込み、ハーブの浸出油(インフューズドオイル)を作ります。

材料

  • 植物油(マカデミアナッツ油)…63mL
  • 小麦胚芽油…7mL
  • マリーゴールド(カレンデュラ)

作り方

  1. 広口の瓶にドライハーブを入れハーブが完全に浸る量の植物油を注ぎ、しっかりと蓋をして温かい場所(冬ならリビングなど)に置く。1日1回瓶を振って2週間漬け込みます(日光に当たると植物油が酸化するので、暗い場所で保管!)
  2. 2週間たったら、ハーブをガーゼでこして、別の容器に浸出油のみを移します
  3. あとは、基本のハンドバームの作り方と一緒です。植物油の代わりに2の浸出油を使います
カレンデュラ
① このように保管します

ハーブの効能をしっかりと植物油に移したカレンデュラの浸出油を使ったバームは、殺菌や消炎作用に優れ、肌荒れなどを鎮め、肌を引き締める効果があり、外傷や皮膚のトラブルなどに幅広く使われています。小麦胚芽油はビタミンEを豊富に含み、他の植物油に10%程度混ぜて使うことで、植物油の酸化を防ぐことができます。

保湿力に優れ、紫外線で傷んだ肌に効果があるといわれているシアバターを、植物油10に対して1加えてつくるバームは、乾燥対策に1つ持っておいてもよいですね。

お好みの植物油、精油、ハーブを組み合わせて、自分だけのハンドバームを作ってみて下さい。

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Evernote
Feedly
Send to LINE