CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

夏の暑さ吹き飛ばす、さっぱりお茶風味のシフォンケーキ

暮らしの中で楽しむ、四季の色

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
道端でのあいさつが「暑いですね~」が合言葉のようになっている方も多いのではないでしょうか?
年々暑さが増し、体力や食欲が落ちやすい時期でもありますね。

今回ご紹介するのは、抹茶や緑茶を使って作る、さっぱりした味わいのシフォンケーキ。
暑い時期はどうしても焼き菓子というカテゴリーは人気が低くなります。
でも少し苦みの残るシフォンなら食べやすく、冷やしてひんやり、おうち時間のおやつにもピッタリです。

暑さで疲れた体をなだめてくれる、お茶のパワー

抹茶シフォンケーキ

シフォンは難しいイメージがあるかもしれませんが、ポイントを押さえれば実はとってもかんたん。
シフォン型をいちいち買うのは勿体ない……という場合は、紙コップでも作れます!
それでは、きれいに膨らませるコツもしっかりとご紹介していきますね。

用意するもの

<材料>

  • 卵…3個(卵白3個分、卵黄2個分)
  • 砂糖…50g
  • 薄力粉…50g
  • サラダ油…20㏄
  • 牛乳…50㏄
  • 抹茶か緑茶のパウダー…6g

<道具類>

  • シフォン型…15㎝(紙コップの場合は5~6個分)
  • ハンドミキサー
  • 大きなボウル…2つ
  • 粉ふるい
  • 泡立て器
  • ゴムベラ
  • 竹串

作り方

1.卵を分ける

卵を白身3個分と黄身2個分に分け、白身は冷蔵庫で冷やしておきます。
※卵黄は2個しか使いませんので、注意してください。
オーブンを190度に予熱しておきます。

2.卵黄生地を作る

卵黄2個に砂糖20gを加え、泡立て器ですり混ぜます。
白っぽくマヨネーズのようにぽってりとしたら油を加え、さらに混ぜます。
むらなく混ざったら牛乳を加えよく混ぜます。

抹茶

最後に薄力粉と抹茶を合わせてふるいながら加え、さらに混ぜます。

3.卵白を泡立てる

卵白を泡立てる

卵白に砂糖15gを加え、ハンドミキサーで泡立てます。
白っぽくなってきたら残りの砂糖15gを加え、更に泡立てます。
ここまではハンドミキサーの一番強い力で混ぜますが、角が経ち始めたらスピードを一番下まで緩め、低速のまま1分混ぜます。
こうして低速で最後に混ぜることで泡のきめが整い、安定した良く膨らむメレンゲになります。

4.生地を合わせていく

抹茶シフォンケーキ 作り方

2の卵黄生地にメレンゲをひとすくい入れて混ぜ、なじんだら残りのメレンゲを全て加えます。

抹茶シフォンケーキ 作り方
抹茶シフォンケーキ 作り方

ゴムベラで底から切るように混ぜ合わせ、メレンゲの白さがなくなるまで混ぜます。

5.型に流し込む

抹茶シフォンケーキ 焼く前
抹茶シフォンケーキ 焼く前

シフォン型に流し込む場合、一気に流し込むようにします。
何回かに分けてしまうと空気が入りやすくなるので、出来るだけ一気に。

紙コップを使う場合はおたまやスプーンですくい、コップの6分目を目安に入れます。
どちらの型の場合も、流し込んだ後に竹串でぐるぐると混ぜるようにして空気抜きをします。

6.焼き上げる

抹茶シフォンケーキ焼き上がり

180度のオーブンで30~35分焼きます。

抹茶シフォンケーキ焼き上がり

紙コップの場合は、20分くらいでまず様子を見るようにしてください。

7.冷ます

焼きあがったら逆さまにして冷まします。
3時間以上経って冷めたら型から外します。
竹串などで型とシフォンの間に隙間を作っていき、剥がすようにして外します。

抹茶シフォンケーキ

粉糖をかけたり生クリームを添えて、朝ご飯やおやつに。
冷蔵庫保管で3日間持ちますが、食べきれない分は冷凍も可能です。

ふわっとした食感と口いっぱいに広がるお茶の香りが、何とも言えない穏やかな気持ちになりますよ。

たまゆらすずめ色のクリエイターたまゆらすずめ/mic
神奈川県在住、色のクリエイター。
幼少期より心惹かれ続けた、”自然界の色” 。
そんな四季の色を暮らしの中でも楽しむための、お米のくれよん制作やワークショップを行っています。
美味しいものを食べたい一心から独学で学んだ焼き菓子作りは、知人に頼まれ販売もしていました。
くれよんやお菓子作りを通して、日本の四季の美しさをお届けしていきます。
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