CheRish Brun.|チェリッシュブラン

私のごきげんな毎日

脳と心もスッキリ、蜜柑で作る秋の草木染

暮らしの中で楽しむ、四季の色

おうち時間で流行り始めた「物作り」、お好きですか?
忙しくて時間が取れなかったり、不器用で敬遠する方もいらっしゃるかもしれません。

物作りは「今」に集中する作業。
常に情報にさらされ、何かしていないと落ち着かない現代人にとって、物作りは脳を休めるストレスリリースの時間。

季節の旬の色を使って、脳と心をリフレッシュしてみませんか?。

みかんで草木染めした布

今注目されている、SDGSな草木染め

染物、実は私も初挑戦。
これからが旬の蜜柑を使って染めていきます。

材料・道具はこちら

草木染めの材料と道具
  • 綿の布巾…1枚(綿のものならマスクや巾着袋なども可)
  • 蜜柑…3個
  • 豆乳…100cc
  • 焼きミョウバン…1g
  • 入れ物…2つ
  • 鍋…1つ
  • 計量カップ

≪前日の下準備≫

豆乳と水に布を浸す
①水100ccと豆乳100cc を合わせたものに染めたいものを浸します
30分浸したら、しっかり絞って乾かします

《染める当日》

みかんの皮を剥く
②蜜柑の皮を剝いていきます

③お鍋に水を300cc入れて蜜柑の皮を煮だします
お湯が少しポコポコするくらいの火加減で10~20分
少しずつ色が出てきます

みかんでする草木染め
④色が出たら染液の完成です
皮を取り出して布巾を入れ、10分ほど弱火で煮ていきます

《媒染液づくり》

媒染液づくり
⑤水1Lに対して焼きミョウバン5グラム5gが良いそうなので、今回は水200ml、焼きミョウバン1gにします
水は40度くらいに温めてからミョウバンを溶かしておきます
みかんで草木染めした布
⑥染まった布巾を良く絞り、媒染液に浸します
よくすすいで絞ったら、乾かして完成です!

淡く優しい、カスタードクリームのような色に染め上がりました。

みかんで草木染めした布と染める前の布

手前が染める前の布巾、奥が染め上がり。

果物や草木で染めると淡い色を楽しめ、天然の材料なので安心して使うことができます。

みかん

春はイチゴ、夏はブルーベリーなど様々な果物でも応用出来ますね。

お子さんとも楽しめる染物クラフト、是非いろんなバリエーションを楽しんでみてください。

たまゆらすずめ色のクリエイターたまゆらすずめ/mic
神奈川県在住、色のクリエイター。
幼少期より心惹かれ続けた、”自然界の色” 。
そんな四季の色を暮らしの中でも楽しむための、お米のくれよん制作やワークショップを行っています。
美味しいものを食べたい一心から独学で学んだ焼き菓子作りは、知人に頼まれ販売もしていました。
くれよんやお菓子作りを通して、日本の四季の美しさをお届けしていきます。
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