前回の「DALF C1」受験から約9ヶ月。
ついに一番上のレベル「DALF C2」を受験する日がやってきました!
前回の受験記録はこちら
今思い起こせばいっちょまえなこと書いていますね…お恥ずかしい。
でも受験直後は結構手ごたえがあったので、「合格しているかも」と密かに期待しておりました。
結果は、3点足りずに不合格でした。
たった3点、されど3点…
あまりにも過酷だったので、もう二度と受験したくないと思っていたDALF C1の試験。
それでもあまりにも悔しかったので、もう一度挑むことに決めました。
語学学習はよくスポーツに例えられます。
アスリートと一緒で、語学にも調子がいいときとスランプに陥る時期が交互にやってきます。
滅多にない「調子がいいとき」のピーク時に試験申し込みが重なったので、C1とC2を同時に申し込んでしまったのが運のツキ。
後悔先に立たずなのですが、6月は8日しかない休日の半分にあたる4日間を試験についやすことになりました。
でも、C1とC2ではまったく試験内容が異なるのです。
DALF C1は
- 聞き取り
- 長文読解
- 作文(長文まとめ・論文)
- 口頭試験
と、4部構成なのに対して
DALF C2は
- 作文
- 口頭試験
の2部構成。
もちろん、試験対策も全然異なります。
加えて、仕事が忙しくなり、残業や深夜対応も増え、繁忙期が延々と続く状態になってしまい、平日勉強に割く時間が著しく減ってしまいました。
これはどちらかに絞るしかない、と思い、C1の勉強に専念することにしました。
筆記試験の会場は、去年9月の試験と同様の東京国際フランス学園。
初日、C1の筆記試験。
マスクをつけたまま集中していたら、口呼吸していたのか、脱水症状に似たような感じに陥ってしまって、途中意識がポンと飛んでしまいました。。
4時間の長丁場&トイレに行く時間ももったいないからって、水分控えてたのもあるのかもしれません。
一回落ちているから、「今回こそは!」と思って挑んだので、思いの外緊張していたこともあります。焦りが最悪のかたちで試験中に出てしまいました。反省です。
「これで人生終わるわけじゃない!」と、割り切って挑んだ2日目のC2試験。
なんとですね、試験が楽しかったんです。
C1と違って、ほぼフリースタイルなC2の筆記試験は、自分にあっていたのかもしれません。
全然規定文字数にも到達してないし、いまいちな内容ではありましたが(汗)
それでも、試験が楽しいって思えたのは大きな収穫でした。
口頭試験は、アンスティチュ・フランセ東京で行いました。
建築家の藤本壮介さんが手がけた新しい校舎がまぶしい…!!
C2の口頭試験は、
- 試験のテーマを選ぶ
- テーマに即したフランス語の録音(約15分!)を聞く
- 発表のための準備時間(1時間)
- 録音内容を要約して発表する(5-10分)
- 会社役員やジャーナリストなど、与えられた役になりきって、自分なりの考えを発表する(約10分)
と、それはそれは香ばしい内容に仕上がっています(笑)
最初この内容を見たときは白目になるほどでしたが、いざ挑んでみたら、これまた楽しかったのです。
試験を申し込んだ直後はかなり後悔していましたが、目標を持って勉強を進めることはとてもいい機会でした。
今回も自分でドン引きするくらいの課金をしましたが、エステに行ったりジムに行ったりする代わりと思えば、いい自己投資の仕方だったと思っています。
合格はしたいけれど、こうしてフランス語と向き合えたことが自分にとっては大きな財産になったので、もう正直、結果はどうでもいいかな、と捉えてます。
試験は一旦一区切りですが、まだまだ一生フランス語学習は続きます。
次にフランス旅行できるときには、ぐっとフランス語力が伸びていますように!!