じめじめとした湿気を感じる季節になってきました。
これまでの乾燥の季節から一転して、湿気の多い日がやってきます。
湿気が多く、天気が悪い日が続くと、からだの不調だけでなく、心も憂鬱な状態となってしまいます。
そんな憂鬱な気持ちを解消し、湿気からもからだを守ってくれる、これからの季節にぴったりのブレンドティーを今回はご紹介します。
梅雨の季節は、からだも心もじめじめと憂鬱
からだの余分な水分を出して湿気対策を!
日本の梅雨の時期は、湿気が多く、天気が悪い毎日が続きます。
湿気が多くなると、からだに水分が溜まると同時に、皮膚からの水分や汗の蒸発も妨げてしまいます。
こうなると、いらない水分がからだに溜まっていきます。
水分がからだに溜まってくると、めまいやからだのだるさ、頭痛、胃腸の不調などの症状が出てきます。
この季節になると体調が優れないという方も多いのではないでしょうか。
まだまだ湿気にからだが慣れていない時期です。
そんな時は、からだの余分な水分を排出してくれる野菜を食べたり、お茶を飲んだりしましょう。
トマト、きゅうり、もやし(緑豆)、なすなどを加熱して食べるのがおすすめです。
また、はとむぎはむくみの解消にも役立ちますので、ごはんに混ぜたり、スープにしたり、お茶として毎日取り入れると効果的です。
この時期の憂鬱は天気のせい!うまく気分を晴らしましょう
太陽がなかなか出ない梅雨の季節は、気分も沈みがちです。
これは天気のせいと割り切って、うまく気分転換をしましょう。
お家で好きなことをしてみたり、お風呂にゆっくりと入ったり、たまの晴れ間には近所を散歩してみたりと、ゆったりとした気分で過ごしてみましょう。
また、ハーブや香味野菜などの香りがある野菜などを食べると、気分が明るくなります。
また、憂鬱な気分を晴らしてくれるお茶を毎日の習慣にしても良いですね。
じめじめした季節の憂鬱を解消するブレンドティー
これからの季節には、からだの余分な水分を出して、沈んだ気分を明るくするハーブなどをブレンドしたお茶をぜひ取り入れてみましょう。
材料と分量(10g分)
- はとむぎ茶…6g
- パッションフラワー…1.5g
- なつめ(乾燥)…2.5g
ブレンドティーの淹れ方
1回分(1人分)は、約3~5gです。(お好みの濃さで、調整してください)
全ての材料を、ポットやお茶パックに入れて、200mlの熱湯を注ぎ、約3分蒸らしてください。
材料のハーブは、ドライハーブを使用しています。
※妊娠中の方は、医師や薬剤師にご相談の上お飲みください。
梅雨の時期に一押しの「はとむぎ」
からだの水分代謝を高めてくれるはとむぎは、ぜひとも梅雨の時期に取り入れて欲しい食材です。
「ヨクイニン」として生薬としても使われており、むくみの解消やお肌のトラブルに効果的です。
はとむぎ茶は、こうばしい香りが麦茶のようで、とても飲みやすく、毎日のお茶にぜひ取り入れてみてください。
また、お米と一緒に炊いたり、スープにしてもとても美味しく食べることができます。
気分を明るくさせてくれる「パッションフラワー」
不安や緊張、不眠などに良いと言われるパッションフラワー。
子供から高齢者の方まで安心して使える、お守り的ハーブです。
梅雨時の気分の落ち込みや不安に効果を発揮します。
日頃のストレスには、パッションフラワーにレモンバームをブレンドしたお茶がおすすめ。
なかなか眠れない時などにもお使いください。
気持ちもからだも元気にしてくれる「なつめ」
薬膳料理でおなじみのなつめは、気持ちを明るくし、胃腸の調子を調えてくれる、元気が出る食材です。
お茶だけでなく、煮物やスープなどに入れて薬膳食材としてもお使い頂けます。
また、そのままおやつとして食べることもでき、甘い物を控えている時などのヘルシーフードとしても活用できます。
アレンジのポイント
- 蒸し暑い季節には、少し冷やして飲むとさらに美味しくなります。
夏場の熱中症対策にも使えますので、お子様の毎日のお茶としてもどうぞ。 - なつめは、お茶を飲み終わった後に食べることもできます。
ホールタイプの他に、チップスタイプもお使い頂けます。
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