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一度作ったらクセになる!じゃがいものガレット

足立さんのレシピノート〜美味しいと知恵〜

大変な事態になっていますね。私が住む北海道も、緊急事態宣言が出され私も自宅にいる時間が長くなっています。

みなさん、手洗いうがいをしっかりしましょうね。

今月のお題:じゃがいもを美味しく食べたい

アバター
いつもじゃがいもを張り切って買うのですが、ついつい冷蔵庫の中で芽が出るまで残るものが数個あります。
なにか、かんたんで美味しいレシピはありませんか?
じゃがいも
アバター
足立さん
北海道では冬越えをした今の時期のじゃがいもが、寒さの中で甘みも一段と加わって1年中で1番美味しいと言われているんですよ。
じゃがいもは1度にたくさん食べられる上、熱に弱いと言われてるビタミンCの損失も少ないですし、普段から多用したい食材です。
そんなに美味しくて、優れた食材なのに1番の難点は何だと思いますか?
それは、調理に時間がかかることです。茹でたホクホクのじゃがいもにバターをつけたり、ポトフに入っている大きいじゃがいもは本当に美味しいですね。
でも、丸いままのじゃがいもに火が入るには約45分かかります。大きいものは、うっかりすると1時間もかかってしまいます。丸いまま使わないにしても無意識にじゃが芋は時間のかかる食材とインプットされてしまってます。
ついついじゃが芋が残ってしまうことに納得しませんか?
3月はじゃがいもを使った美味しいお料理をご紹介します。

じゃがいものガレット

じゃがいもを薄くスライスして作るガレット。火の通りも早く、美味しいのでオススメのレシピです。

じゃがいものガレット

材料と分量(2人分)

  • じゃがいも…3個
  • ベーコン(ウィンナー、コンビーフ、サラミなどでも可)…80g
  • ピザ用チーズ…50g
  • オリーブオイル…大さじ1
  • ガーリックパウダー…適宜
  • こしょう…適宜
  • 塩…適宜

作り方

  1. じゃがいもの皮をむき薄切りにする
    ※わたしはスライサーを使って薄切りにします
  2. ベーコンを食べやすい大きさに切る
  3. フライパンにオリーブオイルを入れて弱火にかける
  4. ②にじゃがいもを半量を敷き詰める
  5. じゃがいもが少し透き通ってきたら、ガーリックパウダー(少し多めがオススメ)、こしょうを振り、その上にベーコンとピザ用チーズをのせる
  6. 焼面をフライ返しなどで少しひっくり返し、良い焼き色がついていたら、さらに残ってる半分のじゃが芋をのせる
  7. フライパンのふたなどを使って上下を上手にひっくり返し、ふたをして蒸し焼きにする
  8. 両面からじゃがもに火が入ったら完成
じゃがいものガレット
ベーコン1種類だけではなく、ベーコンとウィンナー、ベーコンとコンビーフなど組み合わせて入れても美味しいのでオススメです
じゃがいものガレット
このくらいの焼き色が着いたら、残りのじゃがいもを乗せてください

これ1つでお腹いっぱいになりますが、トマトのサラダなどを添えるとバランスが良いと思います。

ぜひ、お試しください。

じゃがいものガレット

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料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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