毎日のお茶の時間は、のどの乾きを潤すのはもちろん、こころの癒しの時間になったりもします。
また、毎日続けて飲むことで、からだの調子が整うこともあります。
今回は、寒くなってくると心配な、風邪やインフルエンザ対策におすすめのブレンドティーの紹介です。
免疫力を高めたり、からだを温めることで、ウィルスに感染しにくいからだを作っていきます。
お茶のレシピとアレンジ
風邪やインフルエンザにかかる大きな原因は、免疫力の低下です。
寒くなり、からだが冷えると免疫力が低下し、もともと私たちに備わっている自然治癒力も弱まってしまいます。
免疫力が低下すると、ウィルスや細菌などがからだの中に入りやすくなり、また病気にもなりやすくなります。
免疫力をアップさせるハーブと、からだを温めるハーブで、ウィルスや細菌から、からだを守ってあげましょう。
材料と分量(5g分)
- エキナセア…1.5g
- エルダーフラワー…1.5g
- リンデン…1g
- ルイボス…1g
- はちみつ…ティースプーン1杯
はちみつ以外の材料をお茶パックまたはティーポットに入れ、約200mlの熱湯を注いで、3分蒸らせばできあがりです。最後にはちみつを加えて、よく混ぜてください。
- はちみつは、1歳未満の乳児には与えないでください。
- ハーブはすべてドライハーブを使用しています。
- 1回分(1人分)は約3~5gです。お好みの濃さで調整してください。
また、自分の体調や好みのテイストに合わせて、ハーブや薬草のブレンドの比率は調整しても大丈夫です。
エキナセアは、免疫力を高めるハーブの代表とも言えます。冬の間は常備しておくと安心ですよ。
エキナセアの成分には、免疫力を高める作用や抗ウィルス作用が確認されており、風邪やインフルエンザの予防にとても効果的です。
エルダーフラワーは、欧米で「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれるほどで、発汗や利尿作用があります。
マスカットのようなさわやかな香りが特徴で、おだやかにからだを温め、風邪の引き始めにも効果的です。
リンデンはおだやかな発汗、利尿作用のあるハーブで、エルダーフラワーとリンデンは最高の組み合わせとも言われています。
からだだけでなくこころもおだやかにしてくれるハーブ。睡眠不足は免疫力を低下させるので、日頃不眠だなと思う方はぜひリンデンを使ってみてください。
ルイボスは、抗酸化作用の高いハーブで、冷え症にも良いことで知られています。
代謝を促進し、からだを温めるので、からだが冷える方には特におすすめです。
このブレンドティーには甘味がとても良く合います。
ティースプーン1杯のはちみつを加えると、ハーブティーが苦手な方やお子様でもとても飲みやくなります。
またはちみつには抗菌作用があり、風邪予防にとても効果的です。はちみつの潤い作用により、のどの炎症にも良いとされています。
アレンジのポイント
- はちみつの中でも抗菌作用の高いマヌカハニー。特に風邪やインフルエンザ対策を強化したい方は毎日の習慣に取り入れてみてください。
- 今回紹介したハーブ以外にも、ジャーマンカモミール(からだを温める)、リコリス(抗ウィルス、咳を静める、甘味を加える)、生姜(からだを温める)などがおすすめです。
リコリスは、妊娠中の方やお薬を服用されている方は、医師や薬剤師に相談の上使用してください。
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