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私のごきげんな毎日を送るライフスタイルマガジン

夏野菜の揚げびたしで理想の一汁三菜で平日晩ごはん

週末ごはん平日晩ごはん1度で2度美味しい!

暑い季節の揚げ物はやっぱり苦手……と思ってしまう方もいらっしゃるとは思います。
が、ぜひ挑戦していただきたい 『野菜の素揚げ』

野菜の素揚げ

今日、ご紹介する平日晩ごはんは、週末ご飯でご紹介した『野菜の素揚げ』を使った『野菜の揚げびたし』です。

私は、今年の夏もたくさんのお野菜を揚げました。私の夏メニューのベスト1と言っても過言ではありません。

週末に、とにかく素揚げにできるお野菜を少し多めに揚げて、麺つゆ風のたれにどんどん漬け込んでいくだけ。
平日はその日に食べたいものを食卓に出すだけでOK!調味もいらなければ、時間もかかりません。

これぞ理想!一汁三菜の平日晩ごはんの献立

野菜の揚げ浸しで一汁三菜
  • ご飯
  • お豆腐と小葱の味噌汁
  • 焼き鮭
  • 野菜の揚げびたし
  • きゅうりとめかぶの酢のもの

今日は献立の型紙のような一汁三菜にしてみました。
面倒の定番と思われているこのパターンですが、実はこれほどかんたんなものはありません。

お茶碗、お椀、大皿、小皿、小鉢、このお皿のパターンに乗せて行くと良いだけ。バランスの取れた食事ができるからです。

揚げびたしは冷蔵庫から、酢のもののきゅうりは海水漬けの中から取り出して切るだけ。
今日のメニューも脂ののった美味しい鮭を焼いている間に、どれもあっという間に作れます。

酢のものはお口がさっぱりしますが、面倒だったら抜いてしまってもかまいませんよ。

野菜の揚げびたし

野菜の揚げ浸し

材料と分量(作りやすい分量)

  • 揚げて美味しい野菜・・・合わせて500gくらい
    ・なす
    ・ピーマン
    ・かぼちゃ
    ・さつまいも
    ・ししとう
    ・さやいんげん
    ・ごぼう
    ・オクラ
    ・アスパラetc
  • 揚げ油・・・適量
  • 麺つゆ・・・適量

作り方

  1. 麺つゆはかけ蕎麦くらいの薄さに水で割り、鍋にだしパックと一緒に入れて一煮立ちさせる
  2. 茄子→縦半分に切って斜めに細い切れ目を入れる
    ピーマン→縦半分に切って種を取る
    かぼちゃ→5㎜から1㎝の厚さに切る
    ししとう→真ん中に包丁を入れておく(破裂をさせないため)
    さやいんげん→筋を取る
    アスパラ→食べやすい長さに切る
  3. 鍋に油を入れて(3㎝くらいの分量)野菜を入れて下につかないうちに上がってくるくらいの温度になったら、水気を拭いた野菜を入れて揚げる
    茄子は皮目を下にして揚げると色がさめない、白い身の方がこんがり色づくのが目安
  4. 揚げバットに厚手のキッチンペーパーを敷いて油を切る
  5. 4の野菜を耐熱皿などに並べ、1の麺つゆ(粗熱がとれたもの)をかけ、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて漬け込む
野菜の揚げ浸し

手作り麺つゆ

麺つゆがない!という時には、ご自宅にある材料でかんたんに麺つゆを作ることができます。

材料と分量(作りやすい量)

  • かつお節・・・1/4カップ
  • みりん・・・1/4カップ
  • 醤油・・・1/4カップ
  • 水・・・1.5カップ

作り方

  1. 鍋に全ての材料を入れて火にかける
  2. 煮立ったら中火にして1分ほど煮出してから、漉して別容器に入れる
野菜の揚げ浸しの献立

一口メモ
今回は、鮭を焼きましたが、もちろん他のお魚でもOKです。
お魚を焼くのが面倒・・・という方は、もちろんお肉でもOKです。ご自身で色々とアレンジしてみてください。
麺つゆを手作りした場合は、揚げ浸しの工程1は抜かしてください。
野菜の揚げ浸しは、南瓜やさつま芋など、甘いお野菜を入れておくと味のバリエーションがあってとても重宝するのでオススメです。

来月はベース菜「四川の素」を使った週末ごはん・平日晩ごはんをご紹介予定です。
お楽しみに。

料理家足立洋子(あだちひろこ)
1951年、函館生まれ。
自由学園女子最高学部卒業。

会員数2万人の「全国友の会」において40年来、食の講師をつとめる。

NHK「あさイチ」で料理のスーパー主婦として出演。
近年はNHK北海道の「ひるナマ!北海道」に定期的に出演。
また、全国各地にて料理講習会・講演会を行なっている。

新潮社から発売した著書『かんたん が おいしい』シリーズは13万部を超え、2022年3月10日に婦人之友社から『つくる人も、食べる人も 幸せな おべんとう』を発売。
『ひとりぶんのおうちご飯(講談社)』『どんぶり+もう一品(マガジンハウス)』『めんどくさいがなくなる台所(SBクリエイティブ)』他、著書多数。

雑誌などへのレシピ提供のほか、商品開発などにも携わっている。

2013年よりCheRish Brun.にて月に2回、2017年より『苫小牧民報』にて月1回連載中。
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