毎日暑い日が続いていますね。
みなさん、暑いからといって、あっさりとした素麺やお蕎麦などの糖質中心の生活になっていませんか?
実は、この糖質に偏った食生活が夏バテの原因の1つだとご存知ですか?
糖質はビタミンB1を摂らないとうまくエネルギーに変わりません。糖がエネルギーに変わらず、動く力を発揮できないのが“夏バテ”です。
つまり、夏バテ解消には、糖質と一緒にビタミンB1を摂るのがオススメ。
この時期は、ついサラサラと食べられるもの、さっぱりしたものを好みますが、熱々のトンカツや、豚肉のしょうが焼きを食べたら元気が出た経験はないですか?
暑い時こそ揚げ物!
「こんな時に冗談じゃない!」と言う声も聞こえてきそうですが…
今回は『暑い時こその揚げ物!』の提案です。
敬遠されがちな揚げ物ですが、素材を揚げるだけなのに、ボリュームもあり、食卓が華やかになり、実はかんたんですばらしい調理法です。
野菜の素揚げ
材料と分量(作りやすい分量)
- 揚げて美味しい野菜・・・ 合わせて400gくらい
・なす
・ピーマン
・かぼちゃ
・ししとう
・さやいんげん
・ごぼう
・オクラ
・アスパラetc・・・ - 揚げ油 ・・・ 適量
作り方
- 茄子→縦半分に切って斜めに細い切れ目を入れる
ピーマン→縦半分に切って種を取る
かぼちゃ→5㎜から1㎝の厚さに切る
ししとう→真ん中に包丁を入れておく(破裂をさせないため)
さやいんげん→筋を取る
アスパラ→食べやすい長さに切る - 鍋に油を入れて(3㎝くらいの分量)野菜を入れて下につかないうちに上がってくるくらいの温度になったら、水気を拭いた野菜を入れて揚げる
茄子は皮目を下にして揚げると色がさめない、白い身の方がこんがり色づくのが目安 - 揚げバットに厚手のキッチンペーパーを敷いて油を切る
暑い夏を乗り切る休日ごはんの献立
- 野菜の素揚げのせ冷やしうどん(みょうが・小葱・しょうが)
- 豚肉の竜田揚げ
この週末は、茄子1袋、ピーマン1袋をなど、たくさんのお野菜は素揚げ(衣をつけないで素材そのものを揚げたもの)にし、ついでに夏バテ解消のために、生姜醤油に漬けて置いたビタミンB1が豊富な豚肉も一緒に揚げてみましょう!
冷たい麺にたっぷり野菜と薬味をのせて、がっつり系の豚の竜田揚げを組み合わせ、暑い夏を乗り切りましょう!
野菜の素揚げのせ冷やしうどん
材料と分量(2人分)
- うどん・・・200g
- 野菜の素揚げ・・・合わせて200g
・しし唐
・なす
・かぼちゃ
・ピーマン - 小葱・・・1本
- みょうが ・・・ 2本
- しょうが ・・・1片
- めんつゆ ・・・ 適宜
作り方
- 大きめの鍋でお湯を沸かし、稲庭うどんを茹で冷水でしめる
- 小葱→小口切り
みょうが→縦半分に切って小口切り
しょうが→皮をむいてすりおろす - お皿に稲庭うどんを盛り付け、その上に素揚げ野菜、薬味をトッピングし上からめんつゆをかけて完成!
一口メモ
市販のめんつゆを使う時は、顆粒だしまたはだしパックを一緒に入れて一度煮立ててみてください。
ビックリするほどおいしいめんつゆができあがり!
今回は冷たい麺なので、煮立てた後にしっかり冷やして使ってくださいね。
麺は今回は私の大好きな稲庭うどんを使いました。細くてつるつると食べれるのでオススメです。
うどんのほか、ひやむぎお蕎麦で作るのもオススメです。
かんたん!豚肉の竜田揚げ
材料と分量(2人分)
- 豚の薄切り肉・・・200g~300g
- 生姜すりおろし・・・小さじ1/4
- 醤油・・・小さじ2
- 酒・・・小さじ2
- 片栗粉・・・大さじ3~4
作り方
- 調味料と豚肉をボウルに入れて軽く揉み10分置いておく
- お肉を広げ片栗粉を付け、油でカラっと揚げる(野菜の素揚げの後に揚げてください)
一口メモ
揚げものが面倒くさい・・・と敬遠されるのは、終わった後の油の始末。
気軽に揚げ物を献立に取り入れるにはちょっとした工夫をしてみてはいかがでしょうか?
たとえば・・・
フッ素加工している油ポットがあれば、一回、一回油を捨てる必要はありませんし、ポットの手入れも楽になります。
揚げ油は揚げるものにもよりますが3~4回くらいは十分に使えます。リードのような厚手のキッチンペーパーを置いて油を漉し、揚げかすを取り除いておくと油が長持ちします。
ただし、2ヶ月くらいで使い切るようにしましょう!
次回更新の平日晩ごはんは「野菜の素揚げ」を美味しくアレンジ!
これさえあれば、平日でも理想的で大満足な一汁三菜が20分以内で作れちゃいますよ!
お楽しみに。