先月に続き、今月も夏にぴったりな冷製パスタをご紹介。
今回は、山形の郷土料理“だし”をベースにした美味しいパスタです。
材料を細かく切ったさっぱりと食べやすいパスタに合わせたのは、イタリアとハンガリーの国境の町トリステの郷土料理グラーシシェ。牛肉のパプリカ煮込みで、暑い夏にガツンと食べれる1品です。

シラスとめかぶ・だしの和風冷製パスタ

材料と分量(2人分)
- 釜揚げしらす…50g
- きゅうり…1本
- みょうが…1本
- なす…1本
- 青じそ…5枚
- めかぶ…75g
- 醤油…少々
- オリーブオイル…適宜
- パスタ(フェディリーニ)…100g〜140g
作り方
- きゅうり、茄子は5mm角の角切りに、ミョウガ、青じそはみじん切りに、めかぶは粗くたたく
茄子は水に漬けてアク抜きをする - フライパンにオリーブオイルを入れて、しらすを炒め、水大さじ1(分量外)を足して混ぜ、しらすソースを作る。火からおろし、大きめのボウルに入れて冷やす
- アク抜きした茄子、きゅうり、ミョウガ、青じそ、めかぶをボウルに入れてさっと混ぜる
- ③に醤油、オリーブオイルを加えてさらに混ぜ、冷蔵庫で冷やしておく(ちょっと濃いめの味付け)
- パスタを表示されている時間よりも少し長めに茹でる
- パスタが茹で上がったら、氷が入った冷水に入れてぬめりをとりながら冷やす
- キッチンペーパーで水分を取ったパスタと冷蔵庫で冷やしておいただしをしらすソースが入ったボウルに入れてしっかりと絡め、味が足りないようだったら醤油で調整する
- パスタを皿に盛り付け、ベビーリーフ(分量外)、釜揚げしらすをトッピングして完成!

Chef’s one point
ちょっとしたことで、ぐーんと美味しくなるコツを伝授します

- だしは、納豆と一緒に食べたり、ご飯の上に乗せていただくのもオススメ!
- パスタとソースをしっかりと絡めるのがポイント!
グラーシシェ(牛肉のパプリカ煮込み)マッシュポテト添え
グラーシシェとは牛肉のパプリカ煮込みのことを言います。

材料と分量(2人分)
- 牛バラロース…600g
- 小麦粉…適宜
- 塩・こしょう…適宜
- 玉ねぎ…80g
- 人参…40g
- セロリ…40g
- にんにく…20g
- 赤ワイン…180cc
- 赤ワインビネガー…90cc
- ブイヨン…720cc
- パプリカパウダー…20g
- ローリエ…1枚
- クミンシード…6g
- レモンの皮…10g
- レモン汁…60cc
- バター…60g
マッシュポテト
- メークイン…500g
- バター…50g
- 牛乳…100cc
- 生クリーム…100cc
- 塩…5g
- こしょう…少々
- ブイヨン…20cc
作り方
- 牛肉に塩・胡椒をし、小麦をまぶす
- 玉ねぎ、人参、セロリ、にんにくはみじん切りにする
- 鍋にオリーブオイルを入れみじん切りを入れ弱火で炒める
- 小麦色になるまで炒めたら牛肉にしっかりと塩コショウをして小麦粉をつけ炒める
- 肉の色がかわったら、赤ワイン、赤ワインビネガー、ブイヨンを加え煮る
- 沸騰したらアクを取り、火を弱めてパプリカパウダーを入れ肉が柔らかくなるまで煮込む
- 肉が柔らかくなったら、クミンシード、レモンの皮、レモン汁を入れ、10分程煮込んだらバターを加えてとろみをつけて出来上がり
- マッシュポテトを作る
メークインは皮を剥き鍋に入れ水から茹でる - 竹串を刺しスッと通ればザルにあげ裏ごしする
- 別の鍋に牛乳、生クリームを入れ温めておく
- 鍋に裏ごしたメークインを入れ火にかけ水分を飛ばし、温めて置いた牛乳、生クリームを入れ混ぜ合わせる
- バターを入れよく混ぜ塩、こしょうを加えて味を整える
ご予約お問い合わせはお電話にて
ristorante Piumaggio(リストランテ ピウマッジョ)
TEL:03-5341-4575