こんにちは。料理カメラマンのまつい瑶子です。
料理写真を撮るときにスタイリングは欠かせないものですね。
昔はスタイリングする為にクロスや食器などをよく購入していたのですが、購入しても後々使わなくなってしまったり、どんどん物が増えていってしまうので、今は手持ちの物を少し工夫して活用する方向にシフトしています。
おかずを少しずつベビー帆立の貝殻に乗せて。
食べ終えたベビー帆立の貝殻がとてもかわいらしい形をしていたので、綺麗に洗って取っておきました。
娘が描いた葉っぱの絵+拾ってきた木を組み合わせ、貝殻を実に見立てて木をイメージして撮りました。
並べ方や背景を変えると少し雰囲気が変わります。
単品では絵にならない物でも、たくさん集合させるとボリュームが出ます。たくさん集合させて撮る場合は、ぱっと見たときに散漫な印象にならないように、何かひとつを統一(お皿や食材・切り方など)するとまとまります。
料理のスタイリングには自然のエディブルフラワー、ぺんぺん草(ナズナ)、ヒメジョオン、蕪の花を使いました。
ぺんぺん草やヒメジョオンはどこでも簡単に見つけられる植物で食べることもできます。同じようにどこでも見かけるタンポポやクローバーも食材のスタイリングに取り入れるととっても可愛いです(これらも食べられます)。
今回ご紹介したスタイリングは万人受けするものではないかもしれませんが、もし興味がありましたら是非チャレンジしてみてくださいね。